2009年9月8日火曜日

KATADUKE


おはようございます。家のなかが綺麗に片付いたらとても気持ちがよいだろうなと思う。ちょっとは片付いたと思っても物が増える速度は速いですね。
あなたの戸棚に収納されているもので半分は使われていない。ものを捨てる技術というよりも、継続する意思の有無なのかもしれないともおもいます。

ものを捨てれば掃除の手間の40%は省ける。もし掃除をプロに頼んだ場合、掃除をするために準備する移動の仕事にお金を払っていることになるのだそうだ。掃除費用の見積もりをする場合に、広さに比例するように思うが、掃除をするために、移動するスペースによって能率がちがうので、そのスペースの余裕にあるとのことです。
実際に掃除をする時間と、その掃除をするために移動する時間はなんと三倍なのだそうだ。
カミなどのゴミはゴミ箱にいれるが、それ以外の物品・つまり捨てる予定の整理箱を用意しておくとよいのだそうです。

2009年9月7日月曜日

夕焼け小焼け


おはようございます。友人の今朝の一句は

みの虫の
  命の綱を
       風あふる
叔母の難病の連れ合いが「ゴエン」で肺炎になり高熱をだし緊急入院しました。あのICU治療室にいると、叔母さんの心境もそのようだったでしょう。今は熱は熱も下がり、穏やかな状態になったのはよかった
とおもっています。

夕焼け小焼けの歌:「小焼」を敢て辞書で引いてみますと、広辞苑でものっていません。
「夕焼け小焼け」でも同様でした。

実際はどういう意味なのでしょう。夕焼けではあるが、雲が多く、ごく一部しか夕焼け
部分がないという意味なのでしょうか。
この美しい夕焼けと、山のお寺の鐘とねぐらに帰る烏のとりあわせは、日本のどこでも
見られた光景であり、その故に人々は「赤とんぼ」や「朧月夜」や「故郷」同様、自分
を生み育てた故郷の歌として懐かしむ。日本の各地に十何か所か「夕焼け小焼」の歌碑
が建てられているそうです。
私たちの村にも古いお寺があり、鐘楼もあったが、鐘の音を聞いた記憶はない。鐘の音
が小さかったのか、遊びに夢中になっていて聴きそびれたかしたのであろう。
事実作詞者の中村雨紅が晩年に「どこで、どんな場合に作詞されたについては、35年も
前のことで・・・どうもはっきりした覚えはありません」と語っているように、日本中
の田舎の全てにつながるのだろう。

日本の歌、ふるさとのこころ:由井龍三:春秋社。より

2009年9月6日日曜日

縄文時代の土偶など


おはようございます。昨日はきらっとシニア倶楽部の特養のヘルパーさんをやり、97歳の母上は認知症、
御主人は脳梗塞で後遺症で高次脳機能障害だそうで、あまりしゃかりきにならずに、やっているそうですが、
大変なことをやっています。とても優しく、明るい人柄です。その人の話は介護特集になりますので、取材しました。

梅原猛[日本の深層]から
マタギ:岩手県北上川の支流和賀川をさかのぼり、碧祥寺博物館はマタギ関係の資料がそろっている。
おそらく縄文の遣民とかんがえられ、おそらく大昔から日本の山々に自由に出入りして狩りをしていた縄文の遣民にちがいない。
しかし農耕時代の到来とともに、そのような自由が認められなくなる。熊の肝といっても疑わしいものもあったがらしいが、
この地方といい、富山といい、薬売りが多い地方は縄文文化の栄えたところであるのも偶然ではないそうです。

土偶の多くは、どこか体の部分が破壊されている。完全な土偶が出土した例はまだないという。五体完全な土偶があるとすれば、
それはむしろ偽物なのである。たいていの土偶は足がない。何のためか。私はこれは、土偶に象徴される死霊がふたたび生き返って
くるのを阻止する為であろうと思う。土偶の顔は、まことにおかしい顔である。極端に顔が扁平であったり、目が極端に大きかったりする。
とても人間のリアルな模造とはいえない。土偶のほとんどは女性であるといわれている。たしかに多くの土偶は豊かな乳と臍と女性のセックスを持っている。

みてみたいのは青森県立郷土館の風韻堂コレクションの土器1万点です。http://kyodokan.exblog.jp/7944341/

2009年9月5日土曜日

三多摩は一つの国の規模&人口爆発だった。


おはようございます。日本の国土は狭いように感じますが、なかなかどうして三多摩だけで一国に匹敵する人口があるとは思いもしませんでした。
日本も結構大きな国なんだという風に思えてきました。我々の「きらっとシニア倶楽部」主催で多摩・武蔵野を知る講座を開きました。
地元を知ることによってそこが好きになり、第二の故郷になるのだという目論見でしたが、たしかにそうでした。


多摩・武蔵野講座
2009.9.4於西東京市コールセンター
講師:保坂一房たましん地域文化財団学芸委員(たま信用金庫)

三多摩は都下の30もの市町村で構成されている。


【人口比較】
人口は400万人にも達する。この人口は、福岡県についで第10位であり、世界で比較
すると、アイルランド(397万人)、ニュージーランド(402万人)、香港にも相当する。
23区と比較すると、世田谷区84万、練馬区69万、大田区68万、江戸川区は67万、
足立区は65万、杉並区は53万、板橋区52万、江東区44万、葛飾区44万、町田市41万、
とばして港区21万、渋谷区は20万、わが西東京市はほんのわずかですが、19.29万、文京区の19.27万より
多いのです。

【人口推移】50年前の、1955年に100万→1966年には200万、→1976年300万、2003年
400万人になっていいます。地元人口の3倍になるのに、20年であり、4倍になるのに、
50年しか経過していない。こうみると他所者が多いし、その融和策としての
小・中学校や水道問題などで、場所がなくなったので丘陵部分の多摩ニュータウンや小河内ダムなど地元は受け入れに相当苦労したそうです。
【変化に富む地形】
武蔵野台地が広がる多摩東部(武蔵野市・調布市など)―――台地とハケが特徴的な
北多摩(西東京市、小平市など)
多摩丘陵が連なる多摩南部(八王子市、町田市など)―――丘陵と谷戸が織りなす南多摩
関東山地の一角をしめる多摩西部(青梅市、羽生市、奥多摩町など)――風光明媚な多摩
西部

【時代の移り変わり】
・現在2009年
  地球温暖化、 携帯電話・インターネット、少子高齢化、国際宇宙ステーション「きぼう」
・50年前――1959年(昭和34年)
  ご成婚パレード、岩戸景気、キューバ革命、高度経済成長
・100年前――1909年(明治42年)
  伊藤博文暗殺、生糸輸出量が世界一、1等国、1910年は大逆事件、韓国併合。
150年前――1859年(安政6年)
 神奈川・長崎・函館が開港、吉田松陰刑死、 尊王攘夷、 1860年は桜田門外の変

http://www.kaikou.city.yokohama.jp/anniversary/index.html
http://madconnection.uohp.com/mt/archives/000796.html
http://www.yushodo.co.jp/pinus/59/library'santiq/contents2.html

2009年9月4日金曜日

自然エネルギーで戦争をなくせるかもしれない


おはようございます。弓の仲間が旅行会社の企画で東海道53次の旅を始めたそうです。東京駅集合で、第1回目は出発は日本橋から品川まで
次回は川崎までだそうで、バスで次の出発地へ、遠くなると新幹線での旅で1年以上かかるそうです。1回目は国道1号線沿いなので、騒音がかなりあったそうです。
結構人気があって10年も続いている企画だそうです。

NHK<プレミアム8> 未来への提言 エネルギー学者 エイモリー・ロビンス~世界をエコにデザインする~
BShi 9月3日(木) 午後8:00~9:14
世界のキーパーソンに徹底インタビューする「未来への提言」
今回は、アメリカの著名なエネルギー学者で環境問題のシンクタンク、ロッキーマウンテン研究所創設者のエイモリー・ロビンスさん(61)。
いま、世界では環境に配慮した「グリーン経済」への大転換が始まっている。自然エネルギーを使い、化石燃料をなるべく使わない新しい社会のシステムのコンセプトを、今から30年前に発想し、世界に提唱し続けてきたのが、ロビンスさんだ。
「少ない資源でいかに豊かに暮らすか」というテーマのもとに数々の研究を行い、世界20か国の政府の政策アドバイザーを務め、ウォルマートや米軍など巨大組織の環境コンサルタントを歴任。現在は、アメリカの象徴たるエンパイアステートビルのエコ改修にもとりくんでいる。あらゆるモノや建築、社会を「デザイン」し直すことで、人類全員が快適で便利な暮らしを実現できると挑戦を続けるロビンスさんに、環境と経済が両立する新しい時代について話していました。
インタビュアーは、国立環境研究所温暖化リスク評価研究室長 江守正多さん。

このエイモリーさんが言われるのは、自然エネルギー(風力発電、太陽光パネル発電、地熱発電)を利用して、自動車のハイブリッド車は電気を蓄電しておくことができるので、各家庭と協力して、電力会社への供給や、受給の両方が出来るシステムが進行中であり、トウモロコシなどの植物から自動車の燃料を製造したりして、ゆくゆくは石油利用のウエイトを0にすることもできるようにデザインされている。これも進行中で軌道にのれば、石油戦略によるエネルギー源確保のための中東まで出て行って米国による統制の必要もなくなると、そうした関連の紛争に巻き込まれることもなくなるし、CO2による地球温暖化への効果も大である。それは平和への道にもつながっているとのことでした。
日本においては自然エネルギーもおおいに利用できる環境や技術的にも優れているが、独占されている電力会社は、エネルギー革命のチャンスであるのに、安閑として、市場での競争を嫌うので規制をゆるやかにし、自然エネルギーを積極的に利用されていないのは大いに残念だそうです。

中国と米国で世界のエネルギーの40%を消費していて、エコにあまり積極的でないと思っていたが、両国
も結構実施に移していて、米国の国防省の予算の大半は遠国への輸送費なので、使い放題だった飛行機の液体燃料に天然ガスも混ぜてコストとCO2削減を図っているそうです。

2009年9月3日木曜日

病院の始まり&介護と看護


おはようございます。何気なく、どうして看護でなくて、介護という言葉が登場してきたか、そういう疑問も湧かないまま過ごしていました。
そんな疑問を解消してくれた本 三好春樹著「老人介護 常識の誤り」という本でした。
病院の始まりは野戦病院である。そこは死を待つ場所だった。抗生物質のない時代に病人とケガ人は感染の予防も治療もできず死にいたった。医師にできることはわずかの治療だけだった。それも現在の知識レベルでは効果があるとは思えないような薬が与えられていただけだった。しかし看護には有効な方法があった。安静を保ち、栄養を補給することである。安静と栄養と”治療”を受けた暗示によって、回復力のある運のよい若い患者は治癒することができた。当時の看護職は安静技術をもっていればよかった。栄養を補給することを考えればよかった。だからいまだに老人に鼻からチューブで栄養を摂取させようとし、チューブを老人が嫌がって抜いてしまうからといって手を縛って安静を強制してしまう名残がある。それが老人を寝たきりと呆けに追いやってきた。そういった方法論だけでなく、問題となるのが、医療者、看護職の頭のなかで「安静を必要とする病人」というイメージが固定されてしまったことにある。人間を元気・病気という二種類に分類してしまうまなざしができたことにある。生か死かが問われる野戦病院やかつての結核療養所ならこの二元論は通用したが、近代医療の飛躍的発達でこの二元論が崩れはじめ、かつては死に至った病気が治癒できるようになった。<病気>から<元気>に戻る人も増えた。

病気と元気の間に身体障害や老化を持った人たちが増えてきたことです。
旧態依然な体質の看護体系のところでは、すでに患者ではない障害老人を安静のなかに閉じこめようとして手足を縛ったりした。そこにリハビリという救世主があらわれた。理学り療法士や作業療法士は希望の星だった。リハビリさえやれば手足の麻痺は治り、寝たきり老人は立ち上がり、老人問題はすぐにも解決するかに期待された。そういった過剰な期待があっても老化を止められるリハビリはあろうはずもない。
結局二元論ではなく、大部分の人は元気と病気の間にある。その間には健康不安、心の不安、老化身体障害、慢性疾患、精神障害などもある。とても多様性と個別性をもった人たちのニーズに安静看護という画一的な方法が通じるはずがなくなっていた。安静看護は病気の急性期と病院のICU(集中治療室)といった特殊な空間でのみ通用するものになった。そこで介護が登場したのは単に高齢者が増えてから必要とされるようになったのではなく、人々の抱える問題が多様化、個別化した現代のニーに応えるために必要とされているのである。介護の必要なのはマニュアルではなく想像力と創造力だそうである。

2009年9月2日水曜日

防災の最前線


おはようございます。防災については、火災については世界共通で、いろいろ対策がなされているようですが、地震のない国や、広い国アメリカでもカルフォルニア以外の州では関心
が薄いようです。

BSHIのNHK9/1pm10:00から10:40COOLJAPAN(再放送は6日0:10は5日の深夜)
COOLJAPNはかっこいい日本という意味だそうですが、昨日は「防災の日」だったのでそのような特集をしていた。外国人を集めて今回は防災対策について意見を求めるものであった。

防災への関心が高い日本人。家庭に家具転倒防止アイテムや避難グッズを常備している国は世界でも珍しいそうです。
地震に備え消防隊も、ハイテク設備を備えている。、、人が近 づけない。番組では防災の日にあわせて、世界最先端をゆく日本の防災事情が特集されていた。
【参考になった点:】
●防災用品は屋内の玄関などにおいているが→車の中に家族の写真と緊急連絡先もいれておく。
●小学校では毎月机の下にもぐる訓練このとき防災頭巾をかぶるようだが、ヘルメットの方が良いように思う。
●1番目が家具倒れる、2番目に多いのがガラスの破片散乱(屋内の家具のガラスも含めて)のでこのガラスにシートを貼っておく(但し屋外が見えない)
●防災フード;これは50cm角の透明ビニール袋で、火災が起きたとき、煙にまかれるので、この袋を膨らませてかぶり、5分は大丈夫だそうです。
●茨城県の土浦市にある工務店(ネットで探しても分からず)は3cmも家を空中に浮かせ、地震時の揺れは0.5秒で対応、20分の1で、震度7位でもゆうゆうとお茶を飲める
●少量の水で鎮火できるウオーターミストを搭載した二輪車「ミストドラゴン」
●危険な現場で作業する無線型消防ロボット「ロボファイター330」
●犬によるものもあるようですが、瓦礫の下にいる人を探し出す人命探査レーダー「レスキュースキャン」