2010年6月10日木曜日

ポテト



おはようございます。
ポテト・ブック;(マーナ・デイヴス著)訳は伊丹十三の本はアメリカへのあこがれと料理好きな思いが込められていました。
アメリカのレストランに入ってウエイターに聞かれるのは。ステーキの焼き具合と、サラダのドレッシングの種類、それにポテトの好みだそうです。いまポテトは別にしてレストランでも同様なことをきかれます。
そんなことでいろいろなことを思い出しました。

私は昭和16年生まれですから、最初叔父が上京してきて、「お前の好きなものを注文してもいいよ」といわれ、肉がいいと答えたが、ウエイターが来たときに、焼き具合を聞かれても「選択の余地」というよりも何を言われたか分からなかったので、よく焼いたものを下さいと頼んだ。ですからいまだに聞かれて、こまるのは、サラダのドレッシングです。慣れた醤油がいいということで、コロッケやカツでも同じなのです。
関西に4年住んだので東北の塩辛い味よりも、薄味の美味しさというか、醤油もなにも掛けない味が美味しいということが分かりました。うどんなどもあの澄んだ汁のほうが美味しくかんじます。
ポテトの美味いのは、ホカホカのベイクド・ポテトです。これは魚を焼くための囲炉裏があって、ここに竈のご飯を炊いた時の消すために燃え木が置いてあった。ここの灰にジャガイモを埋めて、その周りに燃差しを載せておきます。しばらくすると、あのコオバシイ匂いがしてきます。そのを手に載せて、ころがして冷ますことの待ち遠しさ。
皮をむき、ふうふうと吹きながら、口の中でも転がします。
今ならバターを載せるとかなるでしょうが、塩をまぶす位でしたが、それはそれでおいしく満足していました。
また竈で炊きたてのご飯を握り飯にして、味噌をつけて食べました。この美味なること、御祭の出店のジャガイモはボイルしてありますが。味噌汁のジャガイモと若布の取り合わせ、これは大根の味噌汁同様においしいですね。
この本は料理好きで、ポテト好きな人ならばとても楽しい本であることは間違いありません。
この本はaostaさんの紹介で知った本ですので、そのブログhttp://folli-2.at.webry.info/201005/article_4.htmlをご覧下さい
西東京市の図書館になくて、東村山市の図書館から借りてくれた本でした。

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