2010年6月29日火曜日

メディアねたはアメリカ製


おはようございます。昨夕は市ヶ谷で仕事の帰りに寄った図書館を出る頃は、凄い夕立だった。折りたたみの傘では防ぎきれない雨脚だった。坂のある道路の上も流れができるほどだった。
やっと駅にたどりついて安堵した。自動改札機の一歩手前で、ちょっとツルっとした途端、転んでしまった。すると改札を出た若い女性が、小脇抱えたチラシが散乱したのを拾ってくれて「大丈夫ですか」「ええ大丈夫」
こちらは、転んだことの恥ずかしさで、すぐ人ごみに紛れたかった。どうして転んだのか床をみると、自動改札でのSUICA使用のビニール表示があり滑りやすくなっていた。ホームへ下りる階段もしっかり手すりを掴んでおりた。駅に入った途端、傘を畳むと雨雫が床に落ちていて、滑り剤を撒いたような状態になっていたのではないか。
ちょっと冷静になってみると、優しい美人の女性のようだったが、シカト顔を覚えていないし、礼もそこそこで、その場をさった。失礼なことをしたと思った。老人の至りだった。それにしても、幸いなことにどこも打ちどころなくよかった。

パリ日本文化会館館長磯村尚徳:日本人はなぜ世界が読めないのか。(2002年11月発行)

日本のリーダーの多くはアメリカ留学をし、「インターナショナル・ヘラルド・トリビューンやジ・エコノミスト誌を読み、CNNをみて物事を判断する。日本のメディアのネタも全てアメリカ製である。
いまや視覚メディアはコインランドリーと呼ぶ人もあるほどの自動洗濯機なのである。石油のビジネスがセブンシスターズ※1と呼ばれる一握りの国際資本の寡占状態に支配されているように、世界の情報・通信・娯楽はファイブ・ブラザーズ※2ともいえるアングロサクソン系のメディアの寡占の下におある。インターネットにいたっては、もっとひどい。首位ワールドコムにはじまり、上位13位までがアメリカの情報通信会社。日本からヨーロッパへ、またヨーロッパからアジアに交信しようにも、アメリカを経由しなければならず、アジアは国内交信でさえアメリカを経由するケースがある。(こんなに米英両国に手の内が分かられているのなら、中国がgooogleを拒否したのもわかるように思うが、そのような日本のメディアの報道はない)このような情報通信からの利益のみならず、米英など英語圏5カ国が共用運用している通信傍受システム・エシュロンのようにアングロサクソンは全世界の情報をおさえている。フランスでは民間会社の商談でさえ、エシュロンを警戒して秘密厳守の措置をとるところがある。
※1:http://www.tcat.ne.jp/~eden/Hst/dic/seven_sisters.html

※2 http://journal.mycom.co.jp/column/media/006/index.html

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