2010年6月26日土曜日

「ラジオ体操人」の延長戦


おはようございます。甲子園の高校野球でもそうですが、毎回著しい成長や進歩を示す場合があります。まさにそのような例が今回のW杯の日本チームの様子で、逆にまさかのイタリアやフランスの敗退もあり、
サッカーとは大変なスポーツですね。
昨日の続きですが、雨が降ろうが、槍が降ろうが、毎朝会場にでかけ、6時30分にあわせて体操せずにはいられない人々、彼らを「ラジオ体操人」と呼ぶ。何故これほどまでに人々の心を惹きつけるのか。実際に作り話ではなく、笑いを誘うほどの熱心さがあるそうです。

絶対感動本50:斉藤孝のおすすめブックナビ;素晴らしきラジオ体操(ノンフィクション):高橋秀実:の紹介ページから


 呪術?

「朝早く起きて身体を動かせば、」なんとなく健康になった気がするでしょう。誰かがラジオ体操のおかげで胃の具合がよくなったと言い始める。するとあれは胃によいのかと本気で信じてし
まう人が現れるわけです。そういったいわば信者の輪がどんどんひろがってゆく、一種のおまじないみたいなもんです」

体操の会場は台東区に39ケ所もあるが、それぞれ縄張りがある。そういう「しがらみ」
が嫌いな人は上野公園まで遠征するそうです。
ラジオ体操人というかたは、入院中でも毎朝、病院を抜け出して会場に通うほどの人までいる。「お百度参りと同じです。行かないと気がすまないんです。旅先でも旅館のロビーでやっちゃいます。」
「ラジオ体操していると死なないんです。」
「雨が降ろうが、雪が降ろうがあたしは休めません」
―――休めないんですか?
「そうです」
―――なぜですか
「休むと死んだと思われてしまうからです。」

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