2010年6月16日水曜日

スポーツとお金のバランス


おはようございます。ニュースで繰り返しているカメルーンに勝利したのを見ていて、まだハラハラしているのは親ごころみたいなものですね。

ニッポンはどうすれば勝てるか?玉木正之※1×金子達仁※2;アスベスト
MLBの日本戦略が始まった時の話。それも古い話になってしまいました。
08年の大リーグの開幕戦をパ・リーグが開幕しているのに日本でやった。元巨人の上原がこれに文句をいったのはすばらしい行為だった。
メジャーへの選手流出を嘆いている人たちが、日本で大リーグの開幕線をやっているってのは「とんちんかん」だと思う。本当に流出を嘆いていたらやれないよね。
もうかるからやるわけですよ。すっごいガッカリしました。
 昔ボクシングでモハメッドアリが日本で試合するという話が持ち上がったとき、日本ボクシングコミッションが外国人同士の試合をさせていいのかと半年揉めた。これはモハメッド・アリがきても、日本のボクシングは潰さないし、日本人の世界タイトルマッチの日にアリの試合をぶつけるというのなら別です。

アメリカのスポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」の記者が、『日本からアメリカに沢山選手が流れるのか?』という質問について改めて考えた。
① 高いレベルのところでやりたい
② 金もたかい
③環境も整っている。
 野球に専念できる。これは他からうるさい声が聞こえてこない。日本の体育会系の先輩の声であったり、球界の上層部の野球を知らない人の声があったり。
岩村明憲選手に取材したときに「尊敬される度合いが違う」(イチロウ選手に限らず、すばらしい美枝や記録には敵味方が立って拍手がある。これは気持ちがいいですね。反面松井選手がMVPをとっても、放出するドライな面もありますが※)
大リーグの取材のとき、クリーブランドで広報の人の話:その広報はチケットのモギリもやっていた。「エッ?広報がもぎり」。とも思ったが、彼はそれを生きがいを感じていたし「現場をこういう形でみないと、お客さんの気持ちがわからない」とも言っていた。そして彼の父も同じ仕事をしていたらしい。その親父は大エースのボブ・フェラーでワールドチャンピオンになったときを知っているというだね。そのチームのオーナー90年より前からで残っているのはヤンキースだけなんや。そのオーナーはスタインプレナーだけですね。
 レッドソックスはこの18年でオーナーが3回交代している。ヤンキースは77年当時に今のレートで11億円で買ったものが、1200億円ぐらいになっている。今のレッドソックスのオーナー会社は3年前位にチームを買っているんだけれど、彼らはこれまで持っていたチームを売ってレッドソックスを買った。すでに400億円位の利益が出ている。一種のバブルですね。
これで誰かが「買わない」と言ったら、どないなるの?しかしMLBはリーグ全体でビジネスを」やっているから資産価値が伸びている。彼らは球場の立替えをしたりして努力をしている。税金の利用がうまい。MLBも単年度黒字は10球団くらいしかないが、赤字があっても自分たちのもっている資産で十分カバーしたり、資産のアップによって借入金を引きだしている。

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