2009年9月4日金曜日

自然エネルギーで戦争をなくせるかもしれない


おはようございます。弓の仲間が旅行会社の企画で東海道53次の旅を始めたそうです。東京駅集合で、第1回目は出発は日本橋から品川まで
次回は川崎までだそうで、バスで次の出発地へ、遠くなると新幹線での旅で1年以上かかるそうです。1回目は国道1号線沿いなので、騒音がかなりあったそうです。
結構人気があって10年も続いている企画だそうです。

NHK<プレミアム8> 未来への提言 エネルギー学者 エイモリー・ロビンス~世界をエコにデザインする~
BShi 9月3日(木) 午後8:00~9:14
世界のキーパーソンに徹底インタビューする「未来への提言」
今回は、アメリカの著名なエネルギー学者で環境問題のシンクタンク、ロッキーマウンテン研究所創設者のエイモリー・ロビンスさん(61)。
いま、世界では環境に配慮した「グリーン経済」への大転換が始まっている。自然エネルギーを使い、化石燃料をなるべく使わない新しい社会のシステムのコンセプトを、今から30年前に発想し、世界に提唱し続けてきたのが、ロビンスさんだ。
「少ない資源でいかに豊かに暮らすか」というテーマのもとに数々の研究を行い、世界20か国の政府の政策アドバイザーを務め、ウォルマートや米軍など巨大組織の環境コンサルタントを歴任。現在は、アメリカの象徴たるエンパイアステートビルのエコ改修にもとりくんでいる。あらゆるモノや建築、社会を「デザイン」し直すことで、人類全員が快適で便利な暮らしを実現できると挑戦を続けるロビンスさんに、環境と経済が両立する新しい時代について話していました。
インタビュアーは、国立環境研究所温暖化リスク評価研究室長 江守正多さん。

このエイモリーさんが言われるのは、自然エネルギー(風力発電、太陽光パネル発電、地熱発電)を利用して、自動車のハイブリッド車は電気を蓄電しておくことができるので、各家庭と協力して、電力会社への供給や、受給の両方が出来るシステムが進行中であり、トウモロコシなどの植物から自動車の燃料を製造したりして、ゆくゆくは石油利用のウエイトを0にすることもできるようにデザインされている。これも進行中で軌道にのれば、石油戦略によるエネルギー源確保のための中東まで出て行って米国による統制の必要もなくなると、そうした関連の紛争に巻き込まれることもなくなるし、CO2による地球温暖化への効果も大である。それは平和への道にもつながっているとのことでした。
日本においては自然エネルギーもおおいに利用できる環境や技術的にも優れているが、独占されている電力会社は、エネルギー革命のチャンスであるのに、安閑として、市場での競争を嫌うので規制をゆるやかにし、自然エネルギーを積極的に利用されていないのは大いに残念だそうです。

中国と米国で世界のエネルギーの40%を消費していて、エコにあまり積極的でないと思っていたが、両国
も結構実施に移していて、米国の国防省の予算の大半は遠国への輸送費なので、使い放題だった飛行機の液体燃料に天然ガスも混ぜてコストとCO2削減を図っているそうです。

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