2010年5月9日日曜日

隣人を知る



おはようございます。自分のことは一番わかっているようで、分かっていない面もあるので、他人のいい意見は聞くものですね。
NHKハイビジョンpm8:00未来への提言:~日本へのメッセージ~
韓国のイ・オリョン(李御寧)元初代文化相は、「扇子」「盆栽」など舶来文化を縮めることで日本文化は花開き、トランジスタなど小さな製品が世界を席けんして 経済成長を実現。一方、広がりを求めた途端、破たんすると分析する。1982年に「『縮み』志向の日本人」で鮮やかに日本を評論した希代のせき学が、韓国 併合から100年を経て劇的に変ぼうした日韓関係を読み解く。聞き手はリー・ジョンウォン(李鍾元)立教大学副総長。
李御寧さんは現在中央日報のコラムも担当し。東京大学で1981年研究員として来日し日本は縮み(扇子、茶室、日本庭園(庭を森にみたてる)、盆栽、清少納言がいう小さいほどきれい。
西洋・アジア両方で文化講演を年100回もされている。日本はグローバル化すると、失敗している。例としては豊臣秀吉の事例から見てとれる。国内で事を仕上げ、それを世界に出す前に、中規模のアジアの実情にあわせたテストをしたうえで、グローバル化すればよいのだが、このアジアでのテストが不完全のようである。
冬季オリンピックでのバンクーバーの浅田真央、キムヨナについてみれば、
日本はスケートの技術を研ぐ、韓国はユトリで演技を表現する。いままでのエネミー対立⇔ライバルの融合がするようにすれば日韓関係のモデルケースとなり得る。
小6のときは、植民地時代であった。きびから細工(不細工など、細工の字のように細かい配慮をする)に違和感があった。教科書に「小」が大事と教えているのは世界と比較しても、奇怪である珍しい。東海の小島の磯の・・の「の」は段々クローズアップしてくる「の」である。縮が最も日本的らしくなる。この縮を忘れると失敗する。
◆ワールドサッカーでの共同開催や韓流ブームがあって以来密接な関係(なかには批判もあるようだが)
◆日本は中小企業に力がある
◆日本は逆境のときに頑張る:リンゴが大風でも落ちない品種(合格リンゴ):現実に即し、凝縮してゆく。
◆韓国芸術大学(75倍の競争率)を創設し、初代文化大臣として、10ケ年計画を立案。ソウルオリンピックでの漢江の奇跡も演出した。
◆韓国は隣国と人口を比較しても軍事大国にはなれない自覚がある。
◆「工夫」という言葉についての3国の認識の差異:中国ではヒマ、韓国では勉強、日本では改良を意味するが、この3要素を組み合わせて、アジアの協力体制を築く
◆提言「山不在高、有仙即名」:仙人がいてこそ素晴らしい名山たり得る。

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