2009年12月27日日曜日

折り込み広告の楽しみ?


おはようございます。毎日入ってくるチラシは年末は特に多いですね。おまけに不景気の影響でポストへの投げ込みも多いですね。

折り込み広告:

衝動買い日記:鹿島茂より
毎朝、新聞の折り込みを今日や日頃買いたいと思っているチラシ以外はまるごとゴミ箱にすてる人が多いと思う。
この著者はどんなパンフレットでも広告特有のポエジーがあると楽しんでいる。たとえばこのエステのモデルは、股の間からむこうが見える痩せぎすな「エステ後」の姿よりも、「エステ前」の丸ポチャ姿のほうがはるかに可愛く見えるから、モデルに使ったのは失敗だったとか、この学習塾の戦果発表は、「ここ数年の合格者」と銘打っているので、今年の戦果はよほど悲惨だったに違いない、だとか、それぞれの業界によって、オリコミの味わい方のコツがあるのだ。ただどれも自分とはまったく無縁なパンフレットだからこそ批評家として客観的に楽しめるのだそうです。
この人はころんでもただでは起きない人種でした。
腹筋マシーン(すぐ使わなくなり、片隅に放置)、ふくらはぎ暖房機(冷え性対策)、通勤カバン(男子でも同じカバンの人と出会うと嫌になる)、挿絵本(フランスの古書店探訪記はただ見るだけでは許されないと、追い払われるので、絶対にない本を探しているという言い訳を用意する。しかし探しだしてくる店主もいて慌てる)
この日記の巻末に衝動買いのその後が書いてある。
腹筋マシーン;書斎の隅で一種の洋服掛けとして使われている
男性用香水このエッセイを書いたおかげで、香水関係の審査員に選ばれ、香水をたくさんいただいた。
サングラス:これをかけて夜の六本木を歩いたら、筋ものと間違えられ、客引きの女の子は一人も寄ってこなかったそうです。

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