2009年12月1日火曜日

白鳥


おはようございます。周辺の山々や日本海を見ていると心がなごみます。
上越新幹線は「MAXトキ」というが、これはあの優美な朱鷺色のトキとはにつかない、ガチョウの嘴とそっくりでした。トキという命名でなかったら、又他の新幹線だったら、そのようには思わなかったでしょう。
新潟から故郷の山形県鶴岡市の羽越線の東側の海側の田んぼは広さは高圧線の鉄塔が何列にも連なって、最後のところは、合わせ鏡に映る姿が際限なく続くように見える。この田んぼに大きな白い鳥が数十羽も下りたっている。白鳥なのでした。いつも帰省するときは年末でしたが、このような大量の白鳥をみるのは初めてでした。田んぼは稲の切り株があるだけ、水分もない。餌を啄ばむのでもなく、まるで日向ぼっこでもしているのか集団見合いをしているのでしょうか、とてもノンビリした風景におもえた。下り11時、帰りの上りは3時頃だった。渡り鳥もこれからの厳冬を迎えるにあたっての束の間の喜びの時なのでしょう。県境にある鳥海山は雲間から頂きを覗かせているが、雪化粧でそれこそ美しいものだった。
信濃川や、阿賀野川など大きな川に野鳥の水鳥は浮かんでいなかった。それがあるとき、最上川の河口に大量の白鳥を見かけたことがあった。駅においてあった「ハラクチーナ」という食の都庄内をパンフレットをみると、河口付近はプランクトンが豊かですとある。
鳥海山の裾野から豊かな水が流れているからなのでしょう。
最上川は支流が多く、渡り鳥にとって格好の越冬地。鴨もシベリア方面から飛来。日中は河川で過ごし、夜は水田で落ち穂などを啄ばむとある。本格的な冬を迎えるため、質のよい脂が豊富、そばやでたべた「鴨なん」も、肉はちじれていて、食いちぎるには固目でしたが、脂は豊富でした。白鳥もやはり夜の鳥なのでしょうか。
白鳥の生態:http://www.thr.mlit.go.jp/sakata/river/museum/swan/observe_seitai.html

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