2009年4月18日土曜日

やっぱり楽園でした


おはようございます。昨日の三好和義さんの仏像写真展で仏像の名前とお寺をメモしてきて、5分冊の「日本の仏像」を見比べてみました。
あの写真集の値段、通常国立博物館でも2・3千円なので15000円に驚いたのですが、10cm位の美術書などはこの値段は普通です。
事前に本やポスターと実際に仏像を見ると、極端に小さかったりしますし、とくにクローズアップしたものはそのように感じます。
この5分冊は、実際の大きさは人間の大きさと比べてこの位ですよという編集方針です。
これの購入は失敗したなと思ったのは「味気ない」仏像の作り方とかの撮影者の名前がない説明集でした。やはり写真集ならばそれぞれの仏像のこの辺が素晴らしいというところを
その写真家が精魂こめて写し取ったもののほうが感動を与えます。この値段でも高くないのだとおもうようになりました。
写真家の仏像写真は同じ寺の浄瑠璃寺の九体阿弥陀如来でも写真家が選んだ阿弥陀如来の1体と他の仏像との印象の違いも楽しい。
それぞれの写真家の被写体の切り口によって全く印象が違いした。三好さんの写真展はゆっくり拝見したのでこういうことが分かったのですが、それにしても
感度が鈍いことも自覚しました。門前の小僧もいいものを沢山みておかないととつくづく思いました。

0 件のコメント: