2010年3月8日月曜日

トラック業界のエコ努力


おはようございます。

3/7にNPO市民フェスティバル(西東京市)でいろんな資料をいただいた。
「菜の花エコ・プロジェクト」という全国的運動を知らせるものがあった。
「菜種油でディーゼル車が走る」静岡県トラック協会環境対策委員長西村登氏の講演記録です。(東京でも西東京市が排気ガスのたまりやすくいところだ)

1999年の東京都のディーゼル車規制(この効果は極めて大きい)に端を発し、2000年静岡トラック協会はドイツの先例にならい菜種油からディーゼル燃料を作る模索を始めました。軽油の排気ガスは気管支炎や肺がんの基となる硫黄酸化物を出しますが、BDF(バイオディーゼル燃料)は硫黄分をほとんど含まず黒煙も3分の1に抑えられるからです。またディーゼル車は耐久力と馬力ではガソリン車に比較にならないほど優れています。2002年掛川市の休耕田で農家の協力を得て菜の花栽培を実施、そのバージンオイルと廃食油のBDFでトラックの実験を行った。軽油にBDF20%混入の場合ディーゼルエンジンを改良せずとも、燃費・出力試験の結果、数キロ数は軽油よりも伸び燃料効果が大きいことが分かりました。菜種栽培からBDF製造は農業政策と深くかかわり、休耕田の活用が急がれます。(これはまちおこしの活動にもなっているそうです。)
この他に東大米川准教授を聞いた公民館の体験的農業講座もやっておられる素敵な人・農家保谷隆司氏は
◇ディーゼルエンジンは当初バイオ燃料の利用を前提として開発されたのだそうです。
◇化石燃料による効率追求の結果、元々社会の中に上手に組み込まれていた有益な技術、システムを捨ててしまい、その後の、その有益性にあらためてきずき再構築するという観点から大切な運動なのだという思いを強くしましたと結んでいる。
●ひまわりプロジェクト:西東京市にある東大農場との共同事業で搾油して料理会でつかい昼食とクッキーをつくったそうです。
●BDF燃料で日本縦断、世界一周やダカール・ラリーしたフォットジャーナリストで山田周生さんがいるそうです。

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