2010年3月14日日曜日

食手を押さえながら


おはようございます。香典返しで田舎から高砂屋のお菓子を贈ってきました。叔母が3つも先の酒田まで買いにいったもののようだ。
家内も高砂屋は知っていたようで、お菓子の包みを開けているのを、帰ってきた多少メタボの長男が早速見つけました。もうオヤツの予定にいれろというご注文です。これは確かに甘党ではなくとも一度手にしたら、好きなお菓子のメニューに入れてしまいます、サクサク、軽くパチン!砕けるので、割るのに、細心の注意をしようと思うのですが、
口の教育が出来ていませんので、手早くしてしまいます。家内のお菓子奉行が始まって、1枚たべたらこれはこれで留めるのはとても出来ない。2枚目を所望しましてやっと手にした。3枚目は駄目なので、家内がお風呂に入った隙にたべました。


ひと恋しくて;久世光彦
小林亜星さんとはじめて知り合ったころは、体重が110kgあった。浅丘ルリ子さんのちょうど3倍である。ルリ子さんは自動ドアの前で勢いよく跳びあがらないと開かないが、亜星さんが近づくと10mも
前からセンサーが感じて、亜星さんの前を歩いていた人が3m先も手前でいきなりドアが開いてびっくりしたという話がある。向田邦子さん「寺内貫太郎一家」のドラマで体も心も大きな人でなくてはと言
い張るので紹介したら、気味が悪いと逃げ回った。そこで亜星さんに手をついて頼んで、まず坊主頭で、紺の半天、腹巻きに水天宮の迷子札をつけて彼女の前に連れていったら、向田さんは降参した。その
瞬間からこの巨人のファンになった。そいうところが潔い人だった。その後人間的に一番信頼した人がこの人だったのではないか。

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