2009年8月25日火曜日
頼み事には
おはようございます。人に頼むことにも心理学の応用があるということです。
頼みごとは2段階に分けると効果的!(目からウロコの心理学・斎藤勇著※・PHP研究所より)
「助けを必要とする少年少女のためにボランティアで毎週2時間ずつ、2年間にわたって手伝ってくれませんか」しかし誰もこの頼みを聞きいれなかった。これは2段階要請法の第一段階であって、断られることを承知の上で予定の依頼なのである。
最初は断られるよう大きな要請をわざとするのである。大きな頼みごとを断られて直後、断った直後に、すぐにこういう「では、この同じ少年少女を1回だけ動物園に連れて行き、2時間を一緒に過ごしてもらえないか」このように頼んだところ、約半数が応諾した、これが本命だとしたら、頼みは結局聞いてもらえることになる。
一方最初の大きな頼みごとをせずに、第2の頼みだけを他の学生にしたところ、承諾したところ、承諾した人数は前者の学生の半分しかいなかった。
大きな頼みごとを聞いた後で小さな頼みごとを聞くと、小さな頼みごと聞くと、小さな方がより小さいように感じられる。これは知的な対比である。しかし、頼みに応じた本当のメカニズム
は、頼まれた大きなボランティアを断った罪悪感である。断った罪悪感があるところに、
申し出される小さな依頼は罪悪感を依頼者の大きな頼みごとの後の小さな頼みごとは依頼者側の譲歩とも見てとれる。譲歩には譲歩でなければという心理も働くのである。
しかしこの2度目の頼みごとは同じ人からのものでなければならないことになるそうです。
但しこの記事はまだ実際には試していません。
※立正大学心理学部教授
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