2009年8月9日日曜日

笑顔で治してくれる医師


おはようございます。今日はどんよりした曇りです。2日前「かかりつけ医」のところに行きました。ここは親子でやっている内科医です。もう親の方は80代かなと思う。
以前住んでいた家から1分もかからない近い医者でした。その頃は診療のほとんどは、大先生でした。風邪だから、注射、ビタミンが欲しいと患者からいっても、「そうか そうだね」
という患者の意向を尊重してくれる親切な医者さんでした。一面ではあまりにも患者の意志を尊重してくれるので、いいなり医療かなと思うほどでした。順番を待っていると、診察室からでてくる
患者の顔が穏やかな顔で出てくるのでした。診察室の壁にはボタンの花、カワセミの飛躍の瞬間の写真がかざってあって、座れば必ず血圧の測定です。
聴診器を胸に当てる時は、ドライヤーで人肌に温めてくれるのでした。この先生の顔は何時もニコニコしていて、現代の良寛さんの感じです。ある時、電話がかかってちょっと待たされましたが、
仲間の医師から、これはどうすべきかの相談でした。これほどの力量のある医師でありながら、けして偉らぶるような素振りはしません。どこでもそうですが、老人の診療が多く、いけば1時間後の
診療です。ところが最近は受付でノートに受付番号と氏名を書くのですが午後の診療は3時からですが、4時ころにいっても延べ15名位の受診者数です。この大先生がいないので、聞いてみると、入院されているとのこと。
道理です。息子さんも内視鏡の面では優れていて、一度紹介した人の話では、よくこんな部分も見つけてくれましたねとガン専門医から言われたそうですからかなりの権威です。推薦する町医者にも掲載されてました。
この先生は、やはり「いい柔和な顔」なのですが、無口のほうでので、診察時間が極めて速く、ほとんど2分位です。
私が住居を移転し、練馬区から西東京市に移ってみて、市の指定では健康診断は市内に限るとのことで、受診してみると、大先生の良寛の場合とはやはり違います。
あの笑顔を見ると、病気の不安が消えるという不思議な感覚です。この大先生が一日も早く退院されて診療に戻ってくれることを期待しております。

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