2009年8月22日土曜日

災害時要援護者登録


おはようございます。枝豆(だだちゃ=おじいちゃんという意味の枝豆が田舎・山形から送ってきました。こういうときに限って2ケ所から送ってきたので、あ叔母の介護施設の見舞がてら、御すそわけしました。
叔母にも茹でたもの少々とどけたところ、匂いも味もいいということで喜んでくれました。

災害時要援護者:65歳以上の独居、老人のみの家庭にに登録してくださいとの要請文が来ました。
災害があり、行方不明があると、結構高齢者が多いようです。それは、都市部ではないので、山間部とか農村部に高齢者が多く、建物も築年数が結構多いからということも相当影響があるからなのでしょう。

 西東京市に於いては「みまもり隊」というのがあります。これは独居の高齢者が希望すれば、
新聞、牛乳、郵便物の取り込み状況や、昼でも電灯がつけぱっなしなど異常な状況を定期的に複数の担当でチェックし、訪問して顔を合わせるというような登録や研修をうけ、見守るという制度ですが、19万人中60歳以上が5万人いますが、見守りしてほしいという人は8名でした、小学校単位の包括支援センターと同一のブロック編成になっていますが、自宅の地区の希望者は0でした。ですから見守りすべき人がどのような人がいるかもわからないし、実施対策をどのようにすべきかも考えられないのでした。
災害時要援護者も同じく希望登録した方を災害時に応援するという制度は同じですが、この名簿を警察署、消防署、消防団、社会福祉協会(市の立案した福祉の実行部隊)、包括支援センター(老人何でも相談所)や市長が認めた町会、自治会(防災組織を含む)にも活用(安否確認、避難誘導、避難生活応援、)できる体制にするための登録者募集の案内だった。そうした意味では前進ではある。

山間部や農村部のように濃密な交際関係があれば、このような名簿は必要ないのでしょうが、実際に災害にあった場合にこのような制度が都市部でどのような効果があるのかが非常に関心があります。

ところが7/30の毎日新聞によれば、都下の山間部の檜原村で、この名簿が出来なかった。1月から4月に「死後2日後死亡が確認された」8名中、独居者は4名だった。山間部だから日頃の交遊が濃密かというと、家がとびとびなためなのか理由がよく分からないのですが、そうではなさそうだ。
又渋谷区では要援護名簿を任意で募集しても、その15%しか集まらなかったので、区の条例で、この名簿を同意なしで、必要な関係者に公開してもよいという全国初の例が始まった。
こういう名簿が実際にも役に立つには、日頃から防災訓練などをやって、目で見える体制が住民の連携
を強めるものことが必要でしょうから、生きたものにするには相当の努力が必要です。

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