2009年8月7日金曜日
小沢氏のこと
おはようございます。昨晩はテレビのビデオが故障し、この機会に地レジに取り換えるための、置場所確保していたら、蛸足配線になっていました。それと配線が絡みあって解すのに大変でした。
梅原猛さんが、小沢氏とあったときの印象について語っています。
人間がいかに権力を獲得し、それを保持することができるかということについて、小沢氏ほど精通した政治家はおそらくあるまい。おそらく彼は子供のときから政治家であった父の下で、そういう権謀術数の術を見聞きしたのだろう、15分の会話のなかでも恐るべき政治家のもつ鋭い判断をみせたが、それ以上に私が感じたのは、彼の幼さであった。人間の才能の一部である政治的才能のみが、極端に膨れ上がり、成熟した人格に必要な他の能力が未発達である人間を 感じざるを得なかった。小沢氏に感じたのは残念ながら二世の政治家に感じられる子供らしさであった。
小沢氏の故郷のある町での講演で「誰がみても、優れた政治家である小沢氏は同郷の偉大な思想家、宮沢賢治を理解しなければならない。理解すれば、本当の意味の大政治家になれるであろうが、理解しなければ、田中角栄や金丸信の二の舞になるのちがいないという話をしたところ、満場大笑いになったそうです。
(しかし、日本にこういう感覚をもった人が少ないが故に重宝される所以でしょうか。民主党の幹部にもこういう小沢氏を受け入れる下地があるのでしょうね。)
梅原猛:自然と人生、思うがままに。
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