2009年7月22日水曜日

大局観


おはようございます。東京は曇りです。わざわざ皆既日食をみに、沖縄まで行った人はどうだったのでしょうか?


将棋の大山名人は若手棋士がいくら読んでもなかなか詰まらない状況にある横を通り過ぎた。「諸君お先に、ああそれは何手目で詰むよ」、これを聞いたとおりやっていくと言ったとおりでした。
大山名人に聞きました。「先生はたった数秒間で読まれたのですか?」大山名人は「いや手を読んだのではないよ。大局観だよ」
直観力や洞察力を大局観に磨いていくには、難しい将棋や実践の盤面を、読んで読んで読み抜く修練をしたからこそ、大局観に突き抜けたと思われるからです。
「感覚を磨く」ことによって直観力や洞察力、大局観を身につけるには「論理を究める」ことが王道なのです。ニュートンの引力の発見も、京セラの稲盛会長が「狂の世界」、狂人のごとく考えて、考えて、考え抜いて「人事を尽くした」状態から生まれるのだそうです。論理的に究めてこそ大局観が生まれるのだと筆者はいっています。
意志決定12の心得:田坂広志。

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