2009年7月6日月曜日

郊外のホタルの復活劇


おはようございます。昨晩はもと住んでいた練馬区の西小学校でおこなわれた「ほたる祭り」を見てきました。
15年前位に石神井公園というかなり大きな公園があって、それに隣接する歴史資料館(今は検索してもみつからない)は図書館の地下室にあって、時間的に余裕がある係り員がいて、
そこで長方形の1.5m×2mくらいの水槽でほそぼそと蛍を飼育していました。本当に育つのかしらとも思うほどでした。
昨日は夜7:30からの公開ということで、ビールやフランクソーセイジを食べながらしばらく待っていました。小学生の親子ですから、親にせがんで、親を連れ来ての蛍よりは、ラムネや焼きそばを
食べるのが主目的のようでした。アナンスしても、あまり聞こえません。交通整理の赤い点電灯をみながら、あんな大きな蛍はガリバーの国へ行けば見られるのかと思いながらまた待っていした。
どこに蛍がいるのかが良く分からないので、傍の人に聞いてみました。「ほらあそこですよ。」と指をさされてもまだわかりません。指さすほうには2畳位のネットのテントがみえます。
そこに近づいてみると、中央に30cm角の水槽のような入れ物に50匹くらいの蛍が屯していて、数匹がネットにはりついています。こわがるからフラッシュはたかないでくださいと書いてあります。
私は想像していたのは、蛍をそとに、放つということを思い浮かべていました。期待と現実は相当に「ヒラキ」があります。
 想像するに、ほそぼそと育ててきたのがやっと区民がまられるようになったことでも、かなりの進歩です。これらが、石神井公園の大きな池に放され乱舞するようになるには、池の浄水から大変なことです。西東京にも石神井川で蛍を育てようという動きがあるが、蛍の飼育はやっていない。石神井川の流域の浄化のために、水底のゴミ掃除と、生活排水の浄化問題とかこれは50年は必要なことかとも思いました。
この会にはいれば各家庭でも熱帯魚の小さな水槽で飼う方法も教えてくれるということでした。祭りの
出店の収益金でもホタル事業の資金の一部になるのでしょう。そうしたい意味でも楽しげな親子活動のいい場所にふさわしいのは小学校だなと思います。中学になったらこうはいかないと思います。

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