2009年7月12日日曜日

宝石さまざま



おはようございます。あの「武蔵境」でライブのネット中継で聞いた講義録です。宝石についてはほとんどしりませんが面白いですね。
この講義も中途からの聴講ですので、宝石の一端しか記録できませんでした。1ケ月もすれば記録がWEB上でいつでも見られることになります。

多摩交流センターヒューマンネットワークセンタ 第692回 7月9日(木) 「宝石さまざま」
砂川一郎氏(東北大学名誉教授)
  

まが玉;硬い石を研磨、新潟の糸魚川石は有名。
古墳時代になるとそういう宝石になるような石が残っていない。その後外国との交流により輸入されるようになった。中国の翡翠好きは有名であるが、これは18世紀になってからのことである。
紀元前のエジプトの耳飾りの宝石の色は、緑、赤、ブルーの研磨したものが、金のなかにはめ込まれているだけ。ブリリアンカットなどされたダイヤモンドは使われていない。そのころはダイヤが一番硬いので、それを研磨する方法がなかった。またダイヤの結晶は深い地球の地下層(1900度、3・4万気圧)にあって高い圧力と高熱でできたもので、なにかの原因で地表にでてくる段階で溶解しているので、表面はスリガラスのようなもので輝くようには見えていなかった。エメラルドのほうがはるかに見映えがした。ダイヤを磨くようなったのは、ダイヤモンド原石の方向によって強弱があって、ダイヤモンドの粉で磨くことができるようになった。(これでもうまいなるほどの理解しにくい)
ダイヤは白や透明色のほうが不純物すくなく、他の色があるのは多いのだそうです。
同じ炭素なのに、石炭やgraphiteが黒く柔らかいのに、ダイヤが透明で硬いのは、ダイヤの方が手をつなぐのに、結束を高めるほうに集中しているからだという。カメノコの説明があったが文科系は理解を超える。
ダイヤも合成で出来るのは、炭素だからで、金やプラチナは原石からできたもので、金属類は合成できないとのこと。
世界中のダイヤ[宝石類も含む?]の市場規模はわからないが、
日本では3兆円だったものが、3分の1の1兆円になっていて、東南アジアの興隆により、中国などの市場規模は大きくなっている。
宝石はコンピュターなどのテクノロジーの発展だけではなく、ものの見方によって類別できるいようになった。研磨などの宝石の成立過程をしっているとさらに面白くなるようです。。
東京雑学大学(http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/)

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