2009年7月18日土曜日

追い詰められた直観力


おはようございます。なにか会合があって、誰も意見を発表しないで、時が流れます。こういう時に活性化させる妙案はないものでしょうか?ないものですね。

ある企業の会議でのエピソード
熟練の田中マネージャーが極めて重要な商品開発プロジェクトの意志決定に直面しました。この意志決定のために、事前の市場分析も徹底的におこない、会場でも衆知を集めて議論も尽くしたのですが、それでもこの開発に踏み切るべきか否か、」メンバー全員の意見が定まらないのです。そして誰よりも、その意志決定の責任者である田中マネージャー自身決断がつかないのでした。「神様でも答えは分からない」といいたくなるほどでした。しかあいタイムリミットは来ています。何時間も前に始めた会議です。
参加メンバーは、田中さんの力を信頼しているので、「田中さんそろそろ決めてくださいよ」
最後は田中さんの直観に賭けようという雰囲気です。
こうした中、田中さんはしばらく目をつぶり「よしサイコロで決めよう」「偶数なら実施
決定」意を決したようにサイコロを振ってでたのは偶数だった。しかしその瞬間「やはり、このプロジェクトの実施は」見送ろう」
。このサイコロを振る瞬間に『いや違う』の声が聞こえたからだそうです。自分の直観力を引き出すためにサイコロをつかったのだというお話です。追いつめられた時に直観力が働くのだそうです。

意志決定12の心得:田坂広志。より

たしかに、もう時間がないよという時に、結論が出てくることがよくありますね

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