2009年7月16日木曜日

すまいの取材から②


おはようございます。住まいについて調べると、やはり大きなテーマだということがよくわかります。
  そのなかでも、若い時に、住まいについて、準備しておくことが大事だと痛感しました。又60、70、75歳にそれぞれお祝して、それぞれの節目のときに、先の10年、5年を見据えていろいろ成功事例・失敗事例も聞いて準備しておくことだそうです。

不動産鑑定士の方にうかがいました。

【老後の資金の方法】
●リバースモゲージ(不動産担保の生活資金貸付)
日本型の場合はマンションは除外し戸建てに限る。65歳以上、担保割れ(景気の急低落、今後の少子化で極端にいうと、一人っ子同士の結婚だと、両家の家を相続することを考えても、住宅の需要が落ち込むことから考えて)があった場合に、通常連帯保証人となる相続人に負担をかける。

欧米型はマンションでもok。担保割れであっても、担保を提供すれば、
連帯保証人も必要とされていないし、別に担保物件をもっていてもそれ以上追求されない。(武蔵野市の場合は相続人の同意も必要)、これらについての詳細は信託銀行でも扱っているので、問い合わせしてみてください。



●不動産を売却して老後資金や老人ホームにはいる資金:
よく頓挫することもあるので相続人とよく相談する。
●相談事例;Cさんは月の半分は救急車の世話になっている位の病弱で、両親も他界、70歳前で独居である。自宅に訪問してみて足の踏み場もない程の家であったが売買が成立しました。買う人も家屋も含めて購入するのではなく、20年以上も経過すると、家屋を0としての評価で、取り壊し費用が減額されされる。 相談される前に友人の業者(相当経営的に追い込まれれていたのでしょうか)に相談していたが、相場より3割もやすく査定されていた。
運良くこちらに相談にこられたが、危ないところだった。今はこぎれいな老人ホームには入って、好きな音楽の聴けるコンポ等をかって満足している姿をみるとこちらもとても嬉しいとのこと。

●相談時事例ではないのですが、田舎の例で、もう結果はでていましたが、やはり独居の90歳の老人が、親戚の建築業者に増改築など何十年来仕事をしてもらっていた。地方の場合、この年代には義理を重んじるところが残っています。今までも相当面倒みてもらっていたし、今後も親戚の建築業者に頼まないといけないという気持を抜け出せなかった。義理の世界で、手間暇が通常よりも、あったとしても、リフォーム費用が相当に高かった。


●事前の相談事例:希望売却価格3億円が市場価格の1.5億円で倍も上まっている。適正な価格のアドバイスをしても、この希望価格にこだわっていて、まごまごしていて、市場価格はもっとさらに下がっている。今後心配するのは、こういう風に自己中心であると、超高級な老人ホームに入ったとしても、他の入居者と折り合いが悪く、居心地が相当に悪くなって、自分の意志で別のホームに移る選択をすることも予想され、その度に、入居金の大幅消却によって、どんどんキリギリスになるのではないかと心配しているが、まだ自己の希望価格にこだわっているようだ。

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