2009年7月15日水曜日

電車の安全


おはようございます。市ヶ谷の三番町からの帰りはJR新宿で降りて、西武新宿駅まで歩きます。
西武新宿駅からは何時も各駅停車に乗るのはゆっくり本が読めるから。何時もなら、東伏見駅の上り階段位置の3両目なのに、出発寸前だったので、最後部に乗ったのです。
そうすると、気合い十分の掛け声で、点検の声がしました。発車の指令をかける前の安全確認でした。

声の内容が分かりにくいので想像すると
① ホームに乗りかけの人でドアに挟まれていないか。
② ホームに酔っ払いなどのフラフラと出発の電車に傾くような気配がないか
③ 運転手席の前方も障害がないか、車掌との点検照合

剣道のような気合がこもった、復唱する声だった。出発後ホームを過ぎるまで、ホーム側の窓から上半分出して、それが終わると後ろを振り向いて、何事もないこと(後続がないかの確認も含んで)の確認が終わると、各駅停車はすぐに次の駅の案内の声は、ソフトな声に変わって、「次の駅は中井です」という案内にはいる。また次のホームが近付いているので、ホームの危険の有無の確認です。ほとんどゆっくりできる暇さえありません。
急行を待つ駅では、しばらくの休憩といっても2分程度だった。
途中トイレにも行けないから、自己規制がいろいろあるのでしょう。何時間交代なのでしょう。
この新人を指導している先輩は、もうほとんど仕上がっている新人に一切の注文はなく見守っているだけだった。
4月に入社であれば3ケ月位の地道な訓練の賜物か?さわやかな新人で、このような安全訓練と忠実な仕事ぶりのおかげで安心して乗れるのだと。
自分の例をいうと、自家用車の運転時に脇目もふらず前方を見据えている自分自身の緊張さも40歳になってから運転免許取得時の疲労の凄さを思い出した。どうもありがとうと言う気持ちになった。

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