2009年6月29日月曜日

方針は不動ではなく浮動


おはようございます。社内で、あるいは国でも,個人でさえも、先行きの方針を決める時に、方針策定に10年先といわれていたこともあった。しかし計算器の例でも、45年前ではA4ノートで初年給与の10倍、それがもう名詞大で100円、パソコンに至っても半年後はもう古い機種という目まぐるしい時代で、日本でも、アメリカの動向も定まらない時代になっていますね。

まず戦略思考を変えよ:田坂広志:ダイヤモンド社。からこの本はビッグバンが盛んに話題になったときの本のようですが、あのビル・ゲイツはどう動いていたかの説明されていました。

★ウイナー・テイクス・オール=  勝者はなにもかも独り占め

★ナンバーワンのナンバーツーのもぐらたたき:一番になったら安心ではない。追撃してくる相手にいつ追い越されるかの懸念をぬぐうための行動が必要という認識だった。
 情報は小さな会社でも、大きな会社でも平等の立場であり、小が大にかつ場合もあるので、油断できない。「湖畔の朝のビル・ゲイツ」というエピソードはマイクロソフトの会長、ビル・ゲイツは湖畔の豪邸で「マイクロソフトの隆盛も、今日がピークかもしれない。明日からは下り坂になるかもしれない」こうした人一倍鋭敏な危機感は天才的で、現代の市場のもつ恐ろしい性質をよく知っているからにほかならないそうです。

★ディファクト・スタンダード;公のスタンダードが出来る前に、市場を制覇しておく。VHSの例など
 JISなどの公の標準でもないが、市場でもう標準になっているもの。

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