2009年6月28日日曜日

取材:農業講座


おはようございます。シニアかわら版の「学ぶ」という特集の記事で取材してきました。
この講座は芝久保公民館の本格的な講座です。
それは6/20から毎週土曜日来年の3/25まで計42回もの講座です。この2回目に取材できました。参加者は30名でした(昨年は20名)。これを見ても農業には休まずの心配りが必要だということが、参加者の意見も同意見でした。
畑は尉殿神社(水の神様)の西で、ひばりヶ丘中学の北側でした。
講座の内容も、仏教用語の「身土不二」とか「環境と農業」「農産物の流通」「農業政策」「農薬」「肥料」「見学会」とても充実した内容です。

取材で一応長靴だけは用意しましたが、参加者の出で立ちは長袖、麦わら帽子、農家で講師の保谷先生のは、後頭部の日除け布、と野菜作りに馴染んだ服装でした。
畑は10m×33mを10人宛の3班編成で、原さんもリーダーとして指導しているそうです。

講座のお話のはじまりは、雑草取りでした。江戸時代に長崎から江戸城に参上したオランダ人がびっくりしたのは、道中、日本の気候はモンスーンで雨が豊富であるから、雑草も盛んに生える筈なのに、農家の畑には雑草一つない。本当に手入れが行き届いていることに驚嘆したという話をされました。まず自分の区画と歩くルートを決めて、どんなに小さな雑草も取ってください。茎だけでなく、土のなかの根も取り除いてください。自分の区画を2周してください。1周だけでは見落としがあります。そうしてもまた4・5日した別の雑草が生えてきます。雑草の種は、飛び散ると5年から10年も出てきますし、何倍もの広がりを見せますので要注意なのだそうです。一面の畑には本当に雑草は見当たりませんでしたが、プロの目はそれでも、見逃しているということで、指さすところには雑草があるのでした。

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