2009年6月22日月曜日

トイレ掃除



おはようございます。年に3回の陶芸窯での焼成が昨日ありました。この焼成はまったく運を天に任せることしかありません。しかしながらこれがまた楽しみです。

自宅のトイレは男性でも座って使用してというこになって、実行していますが、かなり面倒ですが、
掃除をする人にとってはとてもよいことです。


佐藤しのぶとの対談者は、鍵山秀三郎、(株)イエローハット相談役から


鍵山:私は何もなく東京に出たんですね。ですから当たり前の普通のことしかやるしかなかったんですね。

佐藤:実際に自分でなさりながらその中から真理というものを自分で体得なさっていかれた訳ですか。

鍵山:そうですね。ただ残念だったのは普通のことが大切だということは分かったんですけれども、それを人に伝えことができなませんでした。
トイレ掃除というのは人が一番嫌うことでございますし、もた身をこごめて一番低い姿勢でないとできない掃除でございますね。
私は両親から「自分の心地よい世界を作っていくと、人間が卑しくなる」ということを絶えず言われました。居心地の良さをもとめていくと必ず卑しくなると。

会社の全員がそのようにやるという、40年たってもまったくやらない人もいるわけでございまして。そうですね。異質な人が集まって、反対する人もあった方が組織は活性化してゆく。それでもだんだん分かってきて増えていってくれるというのは嬉しいですね。
最初は私が四つん這いになってトイレ掃除をしていると、脇に立って用足しをしている人がいるということもありました。そういうところから始まった会社です。
どんなに厳しい社則を作っても社風がよくないと良くない社風に従った仕事をするようになるので良い社風を作ることがもっとも大きな仕事だと思っています。

掃除していると、だんだん心が変わっていく。
たとえば学校で素行がよくない生徒、この生徒と先生が一緒に肩を並べてトイレ掃除をやりますと、ガラッと変わるんです。それを罰として、ただトイレ掃除をやらせるとますます悪くなります。先鋭が一緒になって肩をならべてやると、その生徒は間違いなくよくなります。ということだそうです。

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