2008年12月1日月曜日

記憶発掘



昨日は高校時代の同級会(同年代)だった。田舎の荘内館という同郷向けの寄宿舎で同じく住んでいたK君からの誘いもあって出掛けました。隣席に座ったK君はこんなことを言い出した。彼の奥さんがいうには貴君は我が家で貴重な存在だという。一度新婚当時様子をみがてら泊めてもらったことがあった。その貴重な存在というのは、起床した時に、布団をキチンと畳んで積み上げてあったという。それを今にしても記憶しているのは、寄宿舎時代には布団はほとんど万年床と比較してのことだった。1960年から初めて以来の顔合わせだったので、出席者16人の内、同組の4人は顔で分かったが、それ以外は先方からO君と言われても分からず、恐る恐るたずねて、隣の席に座らせてもらった。我が家の祖母の女学校時代のやはり同級の孫同士のOK君だった。おしなべて太った人は顔が随分変化しているから面相が分かりずらい。太っていない人は面影が残っている。お互いに話し込んでいるのは、先の布団の話みたいな記憶の鍵があるようだった。2時間はあっという間に終わってしまった。これから撮ってきた写真と名簿と原点である高校時代のアルバムと照合して記憶発掘作業に入ります。

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