2008年10月26日日曜日

自分の顔に似る


昨日は陶芸の日でしたが、ちょっと刺激気分転換で、くにたち郷土文化館で人間国宝・陶芸作家「故三浦小平二」をみてきました。

「青磁」の作品でした。とてもいい色でした。アフガニスタンの澄み切った青空、バンディアミール湖の青き湖面、風のささやき、人々の営み、大地を歩く

動物など旅に出会った感動を表しているそうです。作業場も再現していましたが、壊した作品や試作品も数多く並んでいました。この青磁の作品は窯の温度が高い

温度ではなくて1250度以内の近辺でないと良い色がでないそうです。又これはというものは100個作って1個しかできないそうです。壊した作品を見ると微妙に色が濃かったしてうなずける

ようでした。午後はいつもの公民館でわれらが作業でした。蓋付きの器を真似してみると、当然ながら程遠いのは当然ですが、自分でやってみると、

その偉さや才能は天賦のものなのだということが分かって気持ちがいいのです。

 一人人物を描いている中年の男性が写真の若い女性をみながら、顔の塑像を製作していました。そのうち横でみていた人が、その男性の一部にも似ている

いいだしました。なるほどちょとだけですがそんな気もしました。ある造形の素養のある人が「自分の顔を一番みているからなんですよ」と言いだした。

画家も自画像はよく描くようですが、どんな気持ちで描くものでしょうか。

三浦小平二作品は

http://www.nihon-kogeikai.com/KOKUHO/MIURA-KOHEJI/MIURA-KOHEJI-SAKUHIN.

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