2008年10月25日土曜日

ユダヤ人のこと①


僕が11ケ国語を話す理由というタイトルに惹かれたこと、もうひとつはNHKのFM放送の土曜日AM715から900までの「ウイークエンド・サンシャイン」での幅広い音楽の名司会・ディスクジョッキーのピーター・バラカンさんも日本語が本当に上手だ。顔の違いはどう違うのかがやっとわかった。まるで兄弟のような顔をしている。

世界青春放浪記:ピーター・フランクル(世界的数学者、大道芸人、11カ国語を話す、ハンガリー生まれのユダヤ人)より

ユダヤ人の国のイスラエルとパレスチナの問題は解決できないほどの長い歴史の問題が含まれている。

1899年フランスで反ユダヤ主義の象徴的事件は陸軍大尉アルフレッド・ドレフュス※1はでっちあげられの売国奴とされた。この大尉の名前を聞くだけでユダヤ人と分かっていた。数年にわたってフランス軍の機密書類をドイツに売り続けたとされたのだ。詳細は※1: http://www.doujidaisya.co.jp/201.htmlと大仏次郎の「ドレフュス事件」。

同じころ、ハンガリーでもチサエスラー裁判というものがあった。チサエスラー村で2人の子供が行方不明になった。ユダヤ人が宗教儀式のなかでキリスト教の子供を刺殺し、その血を飲んだという根拠のないデマによるものだった。アリバイのないユダヤ人の若者が逮捕された。村の反ユダヤ主義者が主張したものだった。当時のハンガリーの人気作家オトポスと弁護士が警察のずさんな捜査を厳しく批判した。やむなく捜査した結果、5km下流の川辺で子供らの溺死体が発見され、刺殺の痕もなかった。この無実が証明されても、反ユダヤ主義がなくなるどころか

「たまたま今回はユダヤ人は関係していなかったけれど、どうせこれだって、これからだって、彼らは悪いことをするに決まっているのだから」反ユダヤ主義は迷信に似ているので断ち切る方法がなく際限がない。

関連:2008・3.12,9・24,9・25,9・29

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