2010年4月1日木曜日

当たり前の不思議


おはようございます。ゆったりと桜がみられる喫茶店やレストランが意外にないものですね。
身近なもので「これどうして?」というものがありますが、ほとんどは見逃してしまって当たり前と思っているものが多い。ホッチキスの針は100円ショプのものは
押して、すぐ潰れて用をなさない理由も分かりました。
身近なモノ100不思議:左巻健男著

★ホッチキスの針:

紙を貫通するときは曲がることなく、そして貫通後は先端を楽に曲げられる。この相反する性質を必要とするのがホッチキスの針です。(ホッチキスは商品名で、正式にはステープラーというそうです)
書類だけでなく、建築用はもちろん、医療用として、骨をつなぐことにまで利用されているそうです。
原材料は軟鋼製の線材なのだそうです。直径0.42粍までのばし、平たい形にして一定
の長さでカットします。それをコの字に曲げて一本の針がつくられます。この針を50本ないし100本まとめ、即乾性の接着材で軽くかため、さらに今度は遅乾性の塩化ビニル系接着材で固めて完成です。
JISで先端の刃の形は決められていて、両刃になっていて、この先の出来具合が紙への貫通力や貫通後に曲げ台の溝にそって曲がる際のスムーズさを左右しているそうです。JIS規格でないもので尖っ
ていものは紙への貫通力はきわめて低くなるそうです。
大正時代から国産が開始されているそうです。

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