2010年4月5日月曜日

旅への思いやまず



おはようございます。松尾芭蕉も止むにやまれず旅にでています。ジョン・F・ケネディの母上も83歳になってもやはり旅への思いは衰えていなかった。家内の義母も、自分でプランをたて、隠岐の島への旅行、とうとうスリランカに住みたいということまでいったが、娘達が葬儀にでられないからという猛反対にあって断念した。とても面白い義母でした。

旅と生涯学習:前田正之;文芸社より

旅を楽しみ旅に学ぶ
人は何かを求めぢこかへ動く、それを旅とするならば、
知らない地方の風光を目でみつめ、
〃            の言葉を耳で聞き
〃            の味覚を口で味わう
秘められた出会いがある、旅の緊迫感や旅の証を表現することの微妙だに加え、どの旅行の価値を左右することが多い。宿泊した日付を旅館からサインをいただくことが最良の記録と思った。旅の思い出は貴重であるが、
月日が経過すると、いつのまに忘却の彼方へ。大切な子どもさんや可愛いお孫さんたちへの読み書きの啓蒙にでもなればと幸いであるとかいています。

ジョン・F・ケネディの母上(当時83歳)は記者団に語った。「私が今思っていることは2つあります。次男のジョンが43歳で大統領に選ばれましたが、任期半ば・就任2年10月後にダラスで倒れました。それから5年後ロ
バートは兄の意思をついで大統領選挙を有利に戦っていた時、ロスアンジェルスで暴漢に襲われました。5年間に幸せの絶頂から、不幸の谷底に突き落とされました。世の多くの方から呪われた一家だとささやかれ、私は
それにも堪え忍んできました。もう一人のエドワードはもう絶対に候補には致しません。これがまず一つの思いです。もう一つは今私は旅に出たいのです」
話が短絡すぎるので記者から質問があり、答えは「人生の喜怒哀楽の急変ない対する琴の難しさとおぼつかなさを悟りました。このような時旅に出て、自分の生活環境を外部から変えて、客観的に見つめることも一つの方法
ではないでしょうか?私は83歳の今日まで生きてきましたが、まだ世間様に対して知らないことが多くございます。旅には秘められた出会いや学ぶべきことが沢山あります。それ故に私は今旅に出てもっと勉強したいので
す」。
これを聞いた記者は黙して語らずでしたが、これは感動を覚えたからでした。

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