2010年4月8日木曜日
iポッドはハーフだった①
おはようございます。昨日は雨のやんだ時を見計らって、床屋と図書館と「きらっとシニア瓦版」の配布にいってきました。通りは桜雲が両側から覆うようにたなびいていました。
3時頃なので南北の通りよりも、東西の道沿いのほうが明るく様子でした。今年は桜が長持ちしています。
The Apple Wayジョッブスはなぜ天才集団を作れたか・より:
「iポッド」は日本的な製品だった。アップル社の創業者の一人スティーヴ・ジョッブスは自分のビルの反対側にあるソニーのオフィスにするりと入っていっては、ソニー製の美しいデザインを五感で吸収
していた。その頃アップル社は一貫性などかけらもない企業だった。ジョッブスはソニーの製品に対する姿勢をかりることにした。そうしてこれにドイツ流のデザイン精神を少々あわせて新しいタイプのコ
ンピューター会社を作ろうと考えたのだ。
四半世紀後、iポッド」は東芝製の2.5インチという超小型ディスクドライブを搭載させた。
この根っ子は日本とドイツの電子製品にあることは明らかだった。レバーやノブスライドする棒といった操作用のパーツがほとんどない。家電ショップでこんな製品はソニーのコーナーやブラウン社のカ
タログにおさまっていても誰も違和感も覚えなかったことだう。
日本勢はひとたび斬新な新製品が発売されると、それより少しだけ質が良く、少しだけ価格もやすく、少しだけ性能も多様な製品を作り、それでもって市場を支配してしまうのだ。つまり「iポッド」でウ
オークマンのようなものは全世界で3億台も出回っていて、とても新製品がヒットする余地などないと予想されていた。しかもウオークマンの類似品なら50ドルに対して「iポッド」は400ドルだった。
競争の激しい市場に殴り込みをかけたジョッブスは日本流の製品戦略をとった。この賭けは、想像以上の当たりだった。
「あなたのポケットに収まる、デジタル音楽の宇宙」はなんと1000曲も録音でき、ダビングする時間も」ほんのちょっと。円形のつまみをまわすだけで機能が選べ、曲名やアーチストなどから音楽が選
べる、とにかく欠点のない使いやすさだった。
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