2010年4月19日月曜日
仏教ルネッサンス①
おはようございます。昨日はボランティアフェスティバルでした。心配された天気も快晴で、駅に近い小学校で開催したら、小学生、およびその親御さんらもきてくれて盛況でした。
奈良にいった人の話では、平城遷都1300年が行われていますが、盛り上がりにはちょとかけるそうです。
仏教ルネッサンス:観光文化【財団法人交通公社】 VOL184:2007/july
で上田紀行木※東工大大学院准教授が述べている。
※http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/
仏教ブームで多くの仏教書が刊行され、由緒あるお寺は観光地としてにぎわっている。
一方葬式と法事などの「葬式仏教」といったイメージの日本仏教の水面下で、日本仏教を復興させ、全国に6万以上ある寺の活気を取り戻そうという、「仏教ルネッサンス」ともいうべき動きが始まっているそうです。4年前に「21世紀
の仏教の可能性を探求する」場である「仏教ルネッサンス塾」をスタートし、若手僧侶が宗派を超えて日本仏教の未来を語り合う「ボーズ・ビー・アンビシャス」という集いも既に8回を数えている。
【活動の状況】
東京都港区青松寺:http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/seisyoukouzaframe.htmlでは「仏教ルネッサンス」
長野県松本市の神宮寺では「ケアタウン」地域の福祉センター
大阪市の應典院:前衛劇場として若者を集め、同時にキャリアデザインのエンパワーメントの場で、年間3万人の若者が集う
仏教の現在流布しているイメージは「過去を向いていて、現在や未来にはかかわらないもの」「葬儀や法要を執り行うものであり、現実の問題にはかかわらないもの」といった否定的なものである。しかし意外なことにおもわれるが、仏教はどの時代においても極めて「現代的」なものであり、その「現代性」あるいは「前衛性」こそが仏教の命脈をここまで保たせてきた核心だった。
そもそも「伝統的」なバラモン教が儀式主義に陥り、民衆の苦悩を救いとることができないとして、革新者として現れたのが、釈迦その人であり、彼を支持したのは伝統にとらわれぬ新興資本家たちであった。日本に仏教を定着させた聖
徳太子はまさに新時代の日本を創造した「前衛」そのものである。そして最澄や空海といった、時代を生きるスーパースターというべき人物たちによって日本仏教は勢いを得ているが、その後仏教が比叡山にこもって保守化し、民衆の救
いに届かなくなると、法然は山を下りる決断をし、親鸞、道元、日蓮といった個性あふれる鎌倉仏教の祖師たちがそれに続いていく。
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