2010年4月15日木曜日
鍵穴から見た人生模様①
おはようございます。鍵はいくつ身につけていますか?あるいは鍵の箱にいくつ保管されていますか?もう何の鍵かわからず捨てないで残っています。
3年前、歯医者に自転車で行って、帰りに、探してみても見当たらず、受付に聞いてもわからず300m、自宅まで引きずってきたことがありました。あれそれ常習犯ではないの
と言われそうですね。
鍵師-カギ穴からのぞいた人生模様- 著者名 大谷二三男著
よく手提げ金庫の鍵が鍵穴に入らない、作ってくれとという依頼があって、行ってみると、鍵はなんともない。何故鍵が鍵穴に入らないかというと、錠の筒の中にゴミが入って奥まで届かなかったりするのです。削り残しのエンピツのかすが入っていたり、ポケットのホコリがいつの間にか入ったりして詰まってしまうのです。正直いって請求しにくい。子どもにだって出来る仕事です。でもこういうときは、相手がバツの悪そうな顔をして、依頼しきた人も、原因が詰まったホコリだなんていえない。こういう場合は他の人に知られたくないばかりにさっさと支払いをすませ帰そうとします。
私もそういうときは楽な仕事をしたもんだとニッコリ笑って帰ってきます。
金庫開けの理由で最も多いのが、やはりダイヤルの番号を忘れてしまったというう理由がありますが、キーの依頼者の理由の90%がこの理由です。昨日までダイヤルを覚えていたのに、今日になって忘れてしまったというおじいさんもいました。
また何回も回すのが面倒なので、テープ固定しているセロテープが日数の経過でテープの粘着力がなくなり、」わずかに動いてしまって開かなくなるケースもあります。この場合に前任者から申し次ぎがないので開かないということです。
同じケースが警察署で拳銃を入れた金庫や、卒業証書が出せないので渡せないということもあったそうです。
しかし日頃面倒ということでこういうケースは意外におおいそうです。
しかし大事なものではなくて、ホカロンやポルノ雑誌が入っていたりの金庫もあるそうで、笑いたくもあり、かわいそうでもあるそうです。
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