2009年10月26日月曜日

木の温もり


おはようございます。木造でも最初に住んだ建売の家は木の香りはしなかった。伊豆のペンションで杉板の床の部屋は木のぬくもりがした。こんなに合板の床材と違うものかなと思った。

木目もみていて飽きがこない。
 建売に住んで10年になるが、昔住んだ建売はしばらくすると、木割れの音がしていたような気がしますが、寄せ木細工のような集成材が柱に使われているので、そういう音も反りも見えてこない。
 注文住宅など立派な家屋での天然の木材生きている柱がどっちに反るか:例えばこの木とこの木をつなげるときのスムーズな組み合わせはどうすればよいか:木は表面側に反るから、固い芯の方を下同士、柔らかい表面のほうを上同士にして合わせれば収まりがいい。
木は芯と逆側のほう、つまり表面に近いほど生長が活発で繊維密度が低いため、水分の蒸発が激しく、乾燥すると外側に反る性質をもっています。逆に木の芯があるほう、つまり木の表面は柔らかく、裏面は固いのです。これをしらないで家を建てると、「反りの合わない家」になってしまう。
 木を使うとき、芯がどちら側にあるか確かめる:木の芯は幹のどまん中にあるのではないですか:木の芯というのは太陽のあたる側と反対側にでます。太陽の当たる表側は成長が早く、当たらない裏側は生長が遅いので、裏側の密度が濃くなって、芯ができるのです。しかし一般の現場ではどちらにも反らない集成材を使うことが多いですから、実際には表も裏も関係ないことが多い。
 木というのは、幹の樹皮のすぐ下、つまり外側の部分が太くなりながら育ちます。その過程で、幹の外に出ている枝は木の生長とともに幹に巻き込まれていきます。ですから早い内に、枝打ちせずにそれを製材すると、巻き込まれた節が表面のあちこちに出てきてしまいますし、節が枯れて、すぽんと抜けおち、その部分に穴が開いてしまうこともあります。二足三文の木になってしまうのだそうです。

木の性質:http://www.wood-shop.co.jp/kinotisiki/know/mondai.htm
木の名称:http://www.wood-shop.co.jp/kinotisiki/wood/bad_3.htm
木の狂い:http://www.wood-shop.co.jp/kinotisiki/wood/bad_1.htm

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