2009年10月18日日曜日
見たい事をすぐ映画に
おはようございます。千葉の友人が15年住んだマンションに、見知らぬ不動産関係の人がきて、あなたのマンションは競売に出されているという。ローンも全部返済して10年は経過しているので身におぼえがない。
新種のダマシの商売でしょうか。登記所と市の消費者相談室に相談することを勧めました。
日本における韓流仕掛け人の一人が、李鳳宇さん※a1989年に映画配給会社のシネカノンを設立。当初は主に欧州映画だったが、韓国映画「シュリ」※b:韓国の秘密情報部員がサッカー南北交流試合を舞台にしたテロを防ごうという大型アクション映画のスケール感溢れる配給を決断した。このよう韓国映画は男性向けの硬派な作品が多かったが、次の映画は女性客を呼び込もうという狙いだった。
映画は水もの、ヒットするかどうかは蓋を開けてみるまで分からない。映画は一種のばくちのようなものだ。バクチが外れる確率を少なくするのがビジネス。100%勝つばくちはない。99%勝つばくちはあるけど。」と李さん。そして2004年5月「スキャンダル」は李氏朝鮮王朝時代の貴族社会を舞台にした愛憎劇の日本公開初日、映画館の周りには女性客が長蛇の列をつくった。周到な宣伝戦略を展開してきた李さんの“ばくち”が当たったのだ。
李さんは「見たいことをすぐやるのが、韓国映画の強さ」と語る。一方日本映画界については「日本のプロデューサーは『何をやったら当たるだろうか』と考える。それでは皆が同じことを考える訳だから、当たりっこない」と手厳しい。「本当はまず『何をつくりたいか』があって、それをどう当てようかと思うのが自然なのに、本末転倒。つくりたいものがないんじゃないか」。つくりたいものをつくるという熱意があってこそ、映画ビジネスは賭ける価値のある“ばくち”となるのだ。ガイアの夜明けの2004年7月13日放送(日経スペシャル『ガイアの夜明け闘う100人:テレビ東京報道局編』より
※a:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%B3%B3%E5%AE%87
※b:『シュリ』はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA、
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