2009年10月25日日曜日
寸法
おはようございます。寸法は人間が動かす手がもとになっていることは朧げながら、そうじゃないかなと思っていましたが、やはりそのようですね。
寸法:和室の鴨居の高さが6尺1間、つまり人間の体を基準にしている。これは日本だけでなく、大昔から世界中がそうであった。だから肘から手首までの長さを基準にしたイギリスの1フィートと日本の一尺が酷似している(1尺=0.9942フィート)、フランスの提案で万国共通の物さしを作ることになった。地球の子午線(南北の両極を一周する線)の4000万分の1、提案から数十年を経て1875年にメートル法条約が成立した。
名残:・文庫本の縦5寸、菊版は日本独特
・紙幣の長辺は5寸、2枚で1尺、 短辺は2寸5分。
・階段の踏面(ふみづら、足の裏を 乗せる面)、蹴上げ(けあげ)足をあげる高さ。両方の合計は1尺5寸になっている。両方の合計が1尺5寸は昇降しやすい。
・指幅は親指と人差指を2回のばした寸法が1尺。
河童の手の内幕の内;妹尾河童著より
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