2009年10月4日日曜日

アジアからの花嫁


おはようございます。昨日は練馬区(アニメ制作の集積地)と武蔵大学(開催地)の主催でアニメーショの連続講演の5回の初回で、日本は鳥獣戯画、絵巻物、浮世絵などからアニメーショの下地があったそうです。
ディズニーの映画は主人公に、日本はそれに加え、背景にも力点をおいて描いているそうですとか、また整理してお伝えします。

アジアからの花嫁:どれもが下記の事例とは思わないが医師に相談しにきた話は悲しくもなるようです。最近こういう話題が聞こえなくなっていますね。どうしたのでしょう。

【新屈せざる者たち】より

 辺見庸  :桑山紀彦(山形県上山病院診療科長)
アジアから山形に嫁いできた“外国人花嫁”さんのケアをしたり、ソマリアでの難民の精神状態などの調査もしていた。


辺見:農村でのお嫁さん不足は大変と聞いていますが、
桑山:1980年代はフィリピンからがダントツでしたそれが子供の顔形が違う。冬でも「よく日焼けしているね。」と言われて韓国移ったんです。子供の顔が似ていますから。所が韓国人の気性が激しすぎるということで、気立ての優しい中国の農村部に目をつけたんです。
農村部の出身というものの、実際のところは北京、上海、などの大都市に住んでいる人です。そうすると、権利を主張したり、働く意欲がありますから、家で家事をしてくださいと言っても無理な訳です。ですからトラブルが多いんです。怒るときにもお国柄がでて、韓国からの花嫁さんは灰皿を投げたりする中国からの人は包丁を持つんですね。これはみんな適応しようと無理しているんです。行政はやっぱりリスキーだということで手を引いている。90年代は儲かるということでブローカーが活躍するようになった。これが昔の庄屋さんとかの世話役さんたちだった。だからトラブルがあってもあまり表沙汰にならなかった。
辺見:じゃ逆にいうと、心の病としてはむしろ堆積していきますね。
桑山:日本の男性は内向的でマザコンに近い。「早く結婚して孫の顔を見せろ」といわれつづけて、それにこたえたらあとは自由にさせてくれてくれと、という感じがあるのだそうです。中にはお母さんにつき従って、1週間に1言や2言くらいしかしゃべらない。結婚するのに、田畑を売ったという話も聞きますが、だんなになった男たちがそういう結婚に何を求めていたか分からないし、嫁さんが聞いても旦那は聞いてくれない。一生最後まで理解し合えないままかと思ってしまう。こういう相談にのっているのだそうです。大変ですね。

国際結婚の紹介:http://china.11-deai.com/index2.html
アジアの花嫁にかんする演劇:http://d-villa.blog.ocn.ne.jp/okitama/2009/06/post_2fa0.html

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