2009年10月23日金曜日
原田隆史さん
おはようございます。11月5日に弓の会で追悼射会をやりましょうということになっていて、その1周忌のため案内状には一緒に弓道されていたI先生の亡くなられた奥様の写真がのっていた。的の前で奥様がすわっている。よく見ると、矢が1尺的のコンパスの中心に命中し、それにつながるようにもう一本両手でもっている。解説を聞いて分かったのは、
前に聞いた話であったのですが、命中した矢に、もう一本命中したのがそうだったのです。写真を見ない限り、そういうことが実際あるとは思えませんでした。
テレビ東京で「ガイアの夜明け」を書籍にしたものがあって、それらの事業がどの程度継続されているかを調べてみると、それぞれに鍛えられた方々なのがよく分かった。
ユニクロの全国の店長が集まった会場にひとりの講師が招かれた。
中学教師時代に校内暴力などで荒れた学校をたて直し、陸上部を13回も日本一に導いた実績のある原田さん。その指導方法の特徴は、具体的な目標をまず書かせることだ。その目標に向けて自ら問題点を洗い出させ、解決策を考えさせる。自分で行動する人間、すなわち、”自立型人間”を育成するのが、原田さんのやり方だ。
原田さんが指導に訪れたのはユニクロ田園調布店。25歳の女性店長は原田さんの教えをさっそく実践し、店員たちに自分の目標を書かせた。しかし、その内容は「ミスのないように」「声を出す」など、漠然としたものが多い。
それを見た原田さんは「頑張ったらすぐ成果の出る正比例のグラフがかけるような物事は進まない。最初はやってもやってもダメだから途中であきらめるけど、もうちょっと頑張ったら、グーンと伸びるようになっている。だから、部下育成方法は忍耐強くとアドバイスする。
原田さんはさらに、店長とアルバイトの年齢が近いせいで友達感覚になりがちな雰囲気を諫める。「ここに川があるとして、一緒に渡っていこうというのが先輩と後輩の関係。でも上司と部下は分かれている。川の向こう側に上司がいて、こっち側に部下がいる。部下を渡って来させるために、厳しく言う」のだ。本当に能力を高めてやろうと思ったら、上司と部下、川のこっち側と向こう側での対立関係を恐れずにやるべき。そのためには、評価するときにもズバズバ欠点をついていかないと優しい態度部下に接しがちな若い店長に、心を鬼にするときも必要だと諭す。原田さんは「指導的立場にあるリーダーは、社員たちにともかく関わってやるとが重要だ」と説く。誉めるのも然り、怒るのも然り、ともかく関わってやること。そういうことをたくさんするのが大事。だということでした。
原田隆史(元天理大学講師)http://harada-educate.jp/
2004年5月18日放送ガイア「商いを磨く!変貌するユニクロ」より
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