2009年10月11日日曜日

タタラの伝承


おはようございます。太陽光を蓄えて、夕方になると、庭先の街灯の役目を果たす。帰宅したときに、玄関先が明るいのはとても気持ちがよいものです。

最近はこの河童さんにご執心です。いろんなことに興味をもって調べ、その絵が舞台監督の本職の経験から、手書きと、その横の説明がとても詳細です。
余りにも詳細で実物を見に行かなくとも満足してしまいそうです。

「河童さんが見たがっていたタタラの炎がもうすぐ見えますよ。いい時期にいらっしゃいましたね。年中操業しているわけではなくて、1月にたった3回行われるだけなんです。」
古来の技法によって玉鋼を作っている「日刀保(日本美術刀剣保存会)タタラ」である。
木炭を燃やす昔通りの炉で、砂鉄から製鉄しているのは日本でここだけ。日立金属の系列の「株式会社鳥上木炭銑工場」の建物の一棟である。
国庫の補助を受けて一時期途絶えた古来のタタラと同じ製法を復元した。
目に飛び込んできたのは赤々と踊り狂っているタタラの神秘的な炎であった。ここには国の「村下(むらげ)とよばれる選定保存技術保存者今年87歳の安部由蔵さんと52歳の木原明さんの2人だけ。この二人の腕次第で玉鋼がとれるか、とれないかが決まる。この方法でしか純度の高い玉鋼を生産することができないからだそうだ。現在のもっとも進歩した溶鉱炉で、科学的のとらえたデーターを駆使しても、現在のところでは不可能だという。まさに神々の火を見る思いがした。
河童の手の内幕の内;妹尾河童著より
菅谷タタラ:http://hotken.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17
現在の状況:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1201319826/

踏鞴(脚で踏むフイゴ)
を踏む
 たたらをふんで空気を送る。
 勢い込んで打ちまたは突いた的がはずれたため、力があまって、から足を踏む。

0 件のコメント: