2009年10月24日土曜日
心を捉える
おはようございます。ディズニーランドなどリピーターをどのようにして呼び込んでいるかが、関心があり、それがどのように努力されているのか、、映画も、お菓子も、大小を問わずその苦労は大変なものだとつくづく思います。
横浜ドリームランド、向ヶ丘遊園、ワールドヨコハマ(?)、行川アイランド」、そして浅草花やしきーーー。ここ数年で閉鎖したり、経営がゆきつまりしたテーマパークを筆頭とする”勝ち組テーマパーク”はほんの一握り。過当競争の中で、多くのテーマパークが厳しい経営状態に喘いでいる。そんな中で健闘を続けているのが、富士急ハイランド。老舗のテーマパークだ。
http://www.fujiq.jp/attraction/
1990年代テーマパーク・ファンの間に「絶叫マシン」ブームを巻き起こした。そのきっかけとなった「キング・オブ・コースター・フジヤマ」(1996年開設)は「世界最大のジェットコースター」としてギネスブックにも認定されている。30億円の投資で前の年の入場者数130万人から170万人となった。その後も2001年に「世界最速」を売り物にした「ワールド・ブッチギリ・コースター・ドドンパ」を新設するなど、次々新たな手を打っている。社長を務める堀内光一郎さんは「スピード、スリル、絶叫、それがうちの個性」と語るしかし大型の「絶叫マシン」だけに頼っている訳ではない1999年にオープンした「戦慄迷宮」は「世界最長のお化け屋敷」が売り文句。実はこれ、老朽化して使われていないホテル跡の建物を利用したもので投資額たった9000万円、ところがこれが当たって過去最高の186万人の入場者数を数えた。その人気のアトラクションを惜しげもなく、閉鎖そたのは3年後、客に飽きられる前に手を打つ。それが”勝ち組”の鉄則。「大型投資は、大体5年に1回のペースが基本ライン。その間の4年間は小型・中型の投資をうまく取り入れて、常に投資を続けるようにする。そしてまた、次の5年タームに入っていく」という戦略をたてている。ヒットするかどうかは、蓋をあけるまで分からない。しかし現状に甘んじていては、勝利の女神は決して微笑み続けてはくれない。
2002年9月22日放送ガイアの夜明けの「脱テーマパーク宣言」より
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