2008年11月22日土曜日

お別れ


昨日はお通夜でお参りしてきました。

一昨日は弓道場の引き戸を開けたとたん、なんか雰囲気が違う。

まずはM子さんが亡くなったという。えっどうして。M子さんはS先生の奥さんで一緒に弓道を教えている人だ。小生も毎週2回は会っているし、つい先週の木曜日に会ったばかりなのです。

しかし、本来は小生も予定していた日曜日にも会ってるかも知れないのだが、芝久保公民館祭りの手伝いで来られなかったのだ。しかし他の人は火曜日に会ったばかりだという。しかも近所の農家で美味しい葱をS先生が買ってきたのを見て、希望者の自宅に届けてくれた後の出来事だった。それは自宅で葱の皮を取り除いて分別していたM子さんが、目の前で急に崩れるよう倒れた。

水曜日も稽古の日であるが、来られないとの伝言が入って分かったのだという。小生も経過について聞き耳もあわてていたので、中途半端で脈絡がなく、聴き逃したようだ。原因は頭部の?動脈瘤の破裂だそうです。健康診断も最近終えたばかりという話も聞いている。6月前から喉に痰が溜まるので、時おり咳きこんでいた。それとは直接つながらないが動脈瘤破裂だという。今日の通夜で、M子さんの顔を拝んだ人はゆったりとした綺麗な御顔だったという。しかし通夜のナオライの最後に挨拶したS先生の声は「眼の前のあまりにも急な出来事なので納得がいかない」ということを繰り返すばかり。S先生も突然すぎて、救急車で病院に運びこんでも事態はかわらず、これはなんかの間違いだと思いながら、しばらく抱いていたという。皆には「内の家内が寝て起きないし」、諧謔的なところもあるS先生もあまりにも突然の出来事であったので、自分でも納得がいかず、先生が小金井公園でボランティアで民芸コーナーで作っている「タケトンボのごとく飛んでいってしまった」との説明で、聞いた人もしばらくしてやっと状況が分かりかけたという。

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