2008年11月13日木曜日

映写会の心配り


昨日は公民館の映写会でした。8月以来忙しいやら、昔見たものやらと遠ざかっていました。丁度図書館にいったついでで覗いてみました。

上映に先立ち、公民館の新担当が挨拶しました。館内の横幅の狭く、そのため両端は脇や前方に人がいないので、映写幕への視野のさえぎりがなく人気の場所です。

左側の壁際の前列2つには荷物があり場所取りされたのかなと思っていました。この荷物は公民館の担当の荷物だったのです。

開口一番この荷物占拠の詫びから始まりました。

それはこの映写会を楽しみにしている障害者の方がいて、その方は首が右方向しか回せないのだそうです。通常の映画館などは、端は通路になっているので、車椅子の障害者の方はこの部分には置けない訳でした。その点この公民館の視聴覚室の床は全体に平坦で車いすにとって便利なのだと思います。映画は始まりましたが、15分位はこの席を開けておいてくださいとのことでした。手短に粗筋と今後の予定を説明して始まりました。

しばらくして、あの場所をみると車いすが定位置を占めていました。2つ先の駅から電車にのってくるのだそうです。

韓国で非常に人気のあったドラマのチャングムの女性の主人公が主演でした。幼年時代の子役も成人してからの配役両方とも全く同じ俳優でした。映画の題名は「ラストプレゼント」という題名でした。小学校以来の幼馴染が実家は金持ちの男性の反対をおし、絶縁状態のまま祝福も受けず結婚したカップルの苦闘の物語でした。

上映する映画の内容はそれほど変わらないのですが、このような気配りする人なので、入場者も以前に比べ倍増でした。そのうち入場制限ができるかもしれません。

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