2008年11月7日金曜日

竹の花


「いのちの米」堂島物語:富樫倫太郎に「竹の花」が記されていたし、興味があってgoogleで調べたら以下のことが分かりました。

これらの写真を撮影できた人も100年に一度の御開帳に出会った幸運の持ち主ですね。あの106歳まで生きた平櫛田中さんであれ

お目にかかれたかは分かりませんね。

ところで、テレビや新聞などで時々「竹は60年に一度花が咲く」などと報じられますが、それは間違いです。
わが国では、モウソウチクが発芽から67年目に開花したという例が2つあるだけです。
ですから、たった2例だけでモウソウチクは67年周期で開花すると断言することは決して出来ません。
ただし、マダケについては、昭和40年代に日本だけでなく、世界中のマダケが一斉に開花し、前回の開花からほぼ120年を経て起こったことから、マダケについては120年周期に間違いないとされています。
なお、最近、各地でトウチク、ナリヒラダケ、メダケなどの開花が確認されていますが、それらの開花周期については分かっていません。


竹類はイネの仲間ですから、発芽してから長い年月、地下茎によって繁殖を続けますが、ある一定の時期に達すると、花を咲かせ、種子を実られて一生を終えます。
ところで、一般のイネ科植物は毎年、春に発芽し、夏頃に花が咲き、秋に実をつけて一生を終えるのですが、竹類は花を咲かせるまでの期間が大変長く、その期間を「開花周期」と言われています。
この開花周期は種類によって異なり、またこれまでに開花が確認されていない種類があるなど、まさに神秘な状況にあります。
ちなみに、日本の竹の開花周期については、つぎのような記録があります。
















竹   種 


開花周期(年)


  備  考



モウソウチク


 67


横浜市、京都大学など



モウソウチク


 67


東京大学、京都大学など



マダケ   


120


昭和40年代に全国的で記録


詳しくは

http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkakd107/D14.html




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