2007年9月30日日曜日

軍人の配属先での傾向













小生は昭和16年生まれで、その当時は実感としてわかりませんが、どうおもわれるでしょうか?

日本の陸軍参謀本部は1940年、ヒトラーの電撃戦の成功まで決して好戦的ではない。意外かもしれないがこれは他の国の陸軍参謀本部と同じ傾向を示しただけだ。

ドイツでもヒトラーの外交的強硬策に最後までクーデター未遂も含めて抵抗したのは参謀本部だった。ところが陸軍省は政治との係りが生じることから比較的積極的となる。
石原莞爾は関東軍にいた時、満州事変を引き起こした。参謀本部作戦部長の時は日華事変の拡大に反対した。そして日本の軍人・官僚は配属先で意見を変えてしまう。すなわち現地軍にいると独断専行的意見、省にいると現地軍を支持し政治運動(外交または宮中参内)に関与、参謀本部では慎重論となる。軍人は全世界で共通の傾向を示す。

総じて陸軍は政治家に指図され、聞いたこともない地名の土地に出かけるのを嫌う。本心は自国領土で敵を迎撃することしか使命がない、と考えている。http://ww1.m78.com/より 

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