2007年9月9日日曜日

地域の魅力、創り、育てるには



9/8八王子の魅力と課題 再発見!市民活動入門講座
トルストイ「人生にはただひとつだけ疑いのない喜びがある。“人のため、地域のために生きることである。”」と観光課長が最初の講演が始まった。 他市の人の参加でもよいということで、参加したら160人の参加があった90%が60歳以上であった。参加した人々はあちこちに友人がいるらしく、挨拶を交わしている。
黒須市長みずから市民運動に力をいれていて、市民活動センターという部署は市にあるが、これをマルゴト市民活動支援センター(NPO法人で市民活動協議会)に移行している。春田理事が運営もほめ方も上手で熱心な人であった。 パネラーの司会はこの春田理事(富山県出身など地方出身者がおおい、長年住んでいると自分 の居場所をよくしようという気持ちになるのかもしれない)。
●世界価値観調査によれば、自分の国に住んでもっとも幸福を感じている国は ナイジェリア、ベネゼイラ、タンザニア、プエトリコで先進諸国ではなくて、南米やアフリカであるという。 八王子市は人口54万人で
●工業出荷額は年間28兆円で米国のシリコンバレーの2倍。
●商業の売り上げは609百万円(町田520、立川300、武蔵野291)で断然優位、但し駅前については
町田、立川、吉祥寺のある武蔵野の方が大型店舗安定していて吸引力があるが、八王子は専門店などの全体の力で優位にたっている。
●学園都市で23の大学(大学、短期大学、高専9があり、京都に次ぐ、11万人の学生(外国人留学生3400人)
●高尾山は年間250万人で世界一登山客の多い山、高尾の駅前からロープウエイがある。 ここから東海自然道を経て大阪府の箕面まで自然道が続いている。その先も当然あるのでしょう。
●東京都最大規模のロケ地[都心からわずか40km、700の公園、200の公共施設。他市の媒体で市の知名度を上げてくれる。市の観光課の応援や警察の許可も対応よい。 ◎アンケートは50%超の方が地域活動に興味あり。  相手の笑顔が張り合いとなり、喜びにつながる。他人の役に立っていると自覚できたとき、本当にうれしい。楽しさ、遊びこそ地域活動の原点
●町の魅力は隠れた名店、路地裏のうんちく、地元の職人について地元の人にも知られていない→市民活動支援センターと旅行雑誌のるるぶと共同で「るるぶ八王子」72000部は大ヒット駅前の書店ではもう売り切れ、その後「マップル八王子」「八王子WALKER」までが創刊され各家庭に相当行き渡って、これに掲載された店は1年後でも効果あり1000万円の 売上増に繋がっている。魅力は地元にある、それをまず育てよということであった。
●都の外れにあるが山梨・横浜・長野、群馬」などの連携が取りやすい。
●この会で情報交換があった中で、このような市民活動が出席者にみられるように年配者がほとんどで、若い学生がいてもその協働作業になっていない。ここの交流をどうするかが課題であると、学生側からの現存の活動Gからの総まとめも同意見であった。

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