2007年9月26日水曜日

心の健康法 その2




昨日に引き続きのお話です。自分は愛される価値のない人間だと思いこんでいる人たちに質問する。あなたは愛される価値のない人間として生まれてきたのかと。だが、生まれたときから愛される価値のない人間だったと感じている人には、まだお目にかかったことはない。


そこで次に言う。それではあなたは、だれかによって自分は愛される価値がないと思いこまされているのだ。あなたにそう思いこませたのは、権威ある人たちからのメッセージだ。条件付きの愛しか与えられなかった場合、人は自分を不完全で愛される価値がないと人間だと感じてしまう。


息子を自慢したい両親の希望で、弁護士になった若者は脳腫瘍にかかり、あと1年の余命と宣告された。そのとき彼は言った。「それじゃ、残された1年はバイオリンを弾いて暮らそう」1年後彼はオーケストラのバイオリン奏者になり、脳腫瘍は消えていた。これに似たような話はいくつもある。


だからこそ、両親から無条件の愛を受け入れられなかったのなら、それを自分で自分に与えなさい。両親を許し、自分自身を受け入れ、自分の真の人生を生きなさい。あなたが死にかけているとき、誰か他の人生が目の前を通り過ぎたとしたら、貴方は間違った人生を送ってきたのだ。


重要なことは、私達は親の過ちを許し、同時に自分自身も許さなければいけない。完全な親などはいない。子供から過ちのリストをもらい、立ち往生したこともある、子供は教師の一面もある、聞く耳さえ持てば、貴方も子供から多くのことを学ぶことができる。

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