2009年11月16日月曜日

かもかの人



おはようございます。6時15分になると、暗さから抜け出しての朝です。
「iメールから」:
田辺聖子さんの旦那はおおらかなな人でした。奄美大島の出身だそうです。

もう自分の子供(彼と前妻の間の子供なのですが、)になっているのだが、
が昭和四〇年代の学園紛争真っ盛りで、マネゴトで”ベトナム戦争反対”の
ビラを校舎中の窓にはったので、学校から呼び出しがあった。〈貼らせてください〉というのが彼の返事。別の高校からも呼び出しがあり、憤然として出かけたが間もなく帰ってくる。〈おや、今日のお説教は早かったですね〉というと〈考えたら今日は阪神・巨人のデーゲームや。学校なんて行っとれるかい〉〈あらア、ハシカみたいなもんじゃ〉といっていた。
彼は医者で、当時はやったジョギングにも反対であった。階段二段あがりもおそろしい、というそして、いちばん心得べきは「面白疲れだという。人は面白いことをしているとき、つい疲労を忘れてしまう。彼にもそれは(いえてるな)と、私も今にして思うが「面白疲れ」が重なったのだと思う。
私はうちのぬいぐるみのチビがいたずらを」して困ると、彼にいいつける。彼はそばのソファに座らされている、小型スヌーピーのぬいぐるみの”チビ”に向かって〈こら、」チビ〉と「しかってくれる。ーーーこれが」可愛い。お芝居こころのある男だ。

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