2009年2月7日土曜日
ほめることよりも
おはようございます。アドラーがいっているのは「私は、自分に価値があると思う時にだけ、勇気をもてる。そして、私は、自分に価値があると思えるのは、私の行動が共同体にとって有益である時だけである」と述べているそうです。
深い人間関係を避けたがる子供が多いと言われる今日、子供のしつけにあたってどのように提言しているか抜き書きの一部だそうです。私は「ほめることよりも」とかきましたが、これだと押し付けになりそうですね。
ほめることと、勇気づけることは違う
「『絵の展覧会で入賞したのね。偉いね』がほめることで、『私もその絵はとても素敵な絵だと思うわ』とか『私もとても好きだわ』が勇気づけることです。子供が一番勇気づけられるのは、ほめられたときではなく、お母さんが世間を気にしたような評価の気持ちは入っていなくて、好きだわと喜んでくれたと分かると、子供は嬉しくなって、また頑張ろうという気になります。30点の答案をもってきて見せた子供に、『隠さずみせてくれて、お母さん嬉しいわ』と試験の結果ではなく、その後の過程を勇気づけることも大切です」
とのことですが、テクニックで直せるものではないので、こころでもそう感じて対応できるようになるのは、母親も自分を立て直す勇気が必要だなと思いました。
家庭問題情報情報誌第46号で紹介している星一郎・順子著「アドラー博士の子供が素直に伸びる20のしつけ法」サンマーク出版・2001年にかいてあるそうです。
訳した方々も夫妻ですが、著者もアドラー心理学を実践する心理セラピスト夫妻ですと紹介されています。
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