2009年2月5日木曜日

消えた年金


おはようございます。振り込め詐欺の防止にヤッキになっています。しかし「振り込まない怠慢」という社会保険事務所所の問題があるようです。
そのまま引用です。ああまたかと思わざるを得ません。日常茶飯事なのでニュースの価値もなくなったような気がします。

     

 103才の男性が、消えた年金被害500万円


 ~しかし、支払いは「1年先」! こんな怠慢が許されるか!~
  「ご安心ください。お父さんがお亡くなりになられたら、
     ご遺族に支払います」と、社保事務所は説明


 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。

 私のところには、多くの消えた年金の被害者から相談が来ます。
 今回来たケースは、被害者が103歳。

 「消えた年金」が原因で、500万円の未払い年金が発見されました。
 きっかけは、「ねんきん特別便」です。昨年4月のこと。
 その際、社会保険事務所職員は、「半年後に支払います」と約束。

 しかし、半年経っても連絡がないので、
 息子さん(66歳)が、問い合わせたら、
 「もう半年待ってください」とのこと。

 ただし、もう半年待っても、つまり、合計1年待っても、
 本当に未払い年金500万円が支払われるかは不明。

 「父は103歳です。耳も遠いし、身体も弱っています。急いでください」
 と懇願する息子さんに、職員さんは、
 「ご安心ください。お父さんがお亡くなりになっても、
  ご遺族に支払いますから」
 と、ニッコリ説明。

 息子さんは、「私たち遺族がもらっても仕方ない。
 生きているうちに父に払ってほしい。もう103歳ですから、
 高齢者から優先的に支払ってもらうことはできませんか」と懇願。

 しかし、社会保険事務所は「無理です」とのこと。

 「では、本当にもう半年待てば、4月には払ってもらえるのですか」
 と念を押しても、「わかりません」とのこと。


 そこで、息子さんが、私に相談に来られました
 (詳しくは、ご本人の了解を得て、巻末に事情を載せました)。

 皆さん、どう思われますか? 

 私はこの半年、
 消えた年金被害者に1日も早く未払いの年金を支払うように、
 麻生総理などに予算委員会で要望してきました。
 麻生大臣も舛添大臣も「3ヶ月くらいで払うのが常識」
 と私に答弁しました。

 しかし、口先だけの「やるやる詐欺」です。
 実際には、1年以上、支払いにかかっています。

 いまの日本は異常です。

 社会保険事務所のミスで、年金が消えていた。
 それが発覚しても1年以上払ってもらえない。
 国会で追及しても、改善されない。

 このケースについては、
 今日、予算委員会で同志の長妻昭議員が、
 麻生総理に質問しました。

 しかし、前向き答弁はナシ。
 しかし、私たちはあきらめない。

 年金保険料を支払うのが国民の義務ならば、
 生きているうちに正しい年金を受け取る権利が国民にはあるはずだ。

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