2009年2月4日水曜日
パチンコ
おはようございます。集合郵便受けの高さは一番下段は40cm位、その高さに合うように腰を曲げるのが大変だということと、鍵が番号合わせの鍵は覚えていられないので、開放したままですが、5mmも動かしただけで、もう開かなくなるので、元に戻すのが大変。それでテープで番号が動かないように固定して一安心したという人がいました。こういう郵便受けの設計にも高齢者への配慮が必要だということがよくわかりました。
コリアン世界の旅:野村進:講談社より
総務庁の調査によると、全国パチンコ店の年間総売上が94年11月の時点で30兆4778億円に達したのである。あまりにも巨額すぎて実感がわかないが、トヨタ、日産、ホンダ、三菱自動車などの売上総額の2倍近く、韓国の国内総生産にほぼ匹敵し、平均すると、日本人は一人当たり年間25万円ものカネをパチンコにつぎ込んでいることになる。パチンコはすでに押しも押されもせぬ日本最大規模の産業になっている。
射幸心を煽る新機種の導入が“パチンコ依存症”を生み、母親がパチンコに熱中している間に幼児が事故死したり、サラリーマンや主婦が多額の借金で家庭崩壊させたり、する事件が大きく取り上げられてきた。これまでにも、「脱税」「暴力団」「政治家へのヤミ献金」「北朝鮮への不正送金疑惑」とパチンコをめぐる報道にはネガティブな言葉が氾濫していた。しかし日本最大規模の産業でありながら情報公開の姿勢がほとんど見られない。
プリペイド・カード導入にパチンコの許認可権をもつ警察は「業界の健全化」を錦の御旗にかかげた。脱税の一掃と暴力団の排除である。パチンコ業界の経理が明瞭になれば、暴力団のつけこむ隙もなくなるだろうという理屈だったが、まったくそうはならなかった。絶対に変造や偽造が実は簡単にできた。被害額630億円にのぼると、カード会社自ら公表した。これが純粋に「業界健全化」を推し進めようとしたあげくの失策なら、警察ばかり批判するのは酷かもしれない。だが大手商社とくんで警察庁幹部が大量に2つのカード会社へ天下りして高額所得を手にする受け皿としたのは「業界の健全化」は建て前にすぎず本音は天下り先の確保ではないかと言われた。
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